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2006年4月 3日 (月)

自転車がつらい

最近、30㎞とかの庶民的長距離(自転車人にとってはこんなの短距離)で自転車に乗ることがつらい。こぐこと自体がつらいワケじゃない。「道具に縛られる感じ」がつらい。

ある登山家の言葉で「登頂成功っていってもまだ行程の半分に来ただけ。無事に帰ってはじめて成功」みたいな言葉、聞いたことある。サイクリングも行ったらまた自転車で帰ってこなくちゃイケナイ。これが苦痛。
「輪行(自転車バラして袋に詰めて交通機関を利用する)すればいいじゃん」とも言える。けど、乗らないとなると自転車はメチャクチャな大荷物に変わる。身体の自由を奪い、周りに気を遣うことこの上ない。折り畳み自転車でも大して変わりゃしない。超コンパクトになるやつは、今度は走る上で不満のあるものが多い。
タイヤの細いロードレーサー。舗装路を軽快に走るなら素晴らしく快適。だけど、段差とかに結構気をつかってやらないとすぐパンクする。トラブルはヤだ。ならばタイヤの太いマウンテンバイク、たしかに凸凹には強いが、ちょっと走りが重ったるい。
道具を使う以上、どうしても道具の性格に縛られてしまう。
いまは何ともこれがつらい。なんて僕は自分勝手なんだろう。

「歩き」は遅い。リズムにノッテきた時ですら僕で時速6キロ。
「単なる点と点の移動手段」としては現代、非効率この上ない。
ただし…

自由で、いいかげんだ(^_^)。

これがいま何よりも魅力的。駐車・駐輪の気を遣わずに見たいと思った方向へホイホイ行ける。ヤブにだって入り込める、ガケだってよじ登れる(マジにやったf^_^;;;)。疲れたり飽きたりしたらスイッと交通機関に乗っちゃうことも可能だ。歩きながら、景色を心ゆくまで満喫し、その自然的・社会的背景を考えることが出来る。自転車や自動車じゃこうはいかない。こんな考え事したら、僕のことだ、必ず人を轢く。(爆)

こうは書いたが、自転車だってとても愛している。ただ自転車じゃ近場を走っても知った道ばっかりでもう満足出来ない。とはいえ小さい子どものいる現在、家ほったらかして泊まりがけで遠くへホイホイ出るなんて、閉鎖的にがんばってるカミさんにも申し訳ない。だからたった2時間、近所ですらも「発見溢れる旅」に変身させられる「歩き」に、僕は特化してる。でもきっとまたいつか、自転車にも僕は帰るだろうな。事実、家族4人で走るのは大好きだもん。

自転車に、歩き、、、
どっちにせよ、身体の力そのものの移動手段。
単語の意味は違うが、雰囲気は"アコースティック"だな。

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コメント

>自転車人にとってはこんなの短距離
 う-、昨日夫に頼らず一人で30㎞少々走ったので意気揚々と報告したのですが鼻で笑われました。
 でも短距離じゃ仕方ない…パンク修理すら出来ない私の一人遠出はこんなモンです。(ちなみに所沢から多摩湖自転車歩行者道を空模様みながら八坂当りでUターンしてきました。桜見ながら2時間。時速15㎞じゃ走ってるとは言えませんね)
 

投稿: はれぶた | 2006年4月 3日 (月) 16時16分

今日は古淵から長津田まで12㎞ほど歩いてきました(^_^)

>鼻で笑われました。

いつもやる気をそぐのが上手なダンナだなぁ。(笑)
でも、夫婦のバランスって夫婦それぞれだものなぁ。(^_^)

>短距離じゃ仕方ない…

いいじゃない、短距離だって。
僕にとってもたしかに30キロ程度は短距離ですが、ひとそれぞれ
だもん。パンク修理はダンナがやるの見たことある? だったら
できるよ。それかチューブ持ち歩いて、パンクしたらチューブ
取り替えればいいんだから。その場合、タイヤにパンクさせた
突起物が残ってないか確認してね。

>ちなみに所沢から多摩湖自転車歩行者道を空模様みながら
>八坂当りでUターンしてきました。桜見ながら2時間。

いいコースだよ、それ。
多摩湖線はさんで、東村山浄水場の裏手も走るね。

>時速15㎞じゃ走ってるとは言えませんね)

青梅でダンナに聞いたら、そこそこいいチャリ乗ってるみたい
だね。まぁ、チト宝の持ち腐れにも正直言えば感じるけど
(世辞はいわん)、でも走りの考え方も、ひたすら求道的に
走りを追求するか、周りの景色を楽しむか。それは使う人の
考え方次第だもんね。ゆっくり距離乗るにも、レーサーは
走りが軽いし、快適だと思うよ。

交通に気をつけてたくさん乗ってあげてください。

投稿: さかた | 2006年4月 3日 (月) 20時36分

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