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2006年5月20日 (土)

誠実に、たんたんと。。。

バンドネオン奏者・小松亮太さん。日本でアストル・ピアソラの曲の名演となると大概この人の名が上がってくる。昨日の朝、FM放送を聞いていたら寺田恵子さん(SHOH-YAボーカル)の番組で「私の名盤」といった話題で出演していらした。そこでオスバルド ・ モンテスというバンドネオン奏者の曲を紹介した後の言葉にしびれた。

「この人は"指が早く動く"とかの、信じられないようなことが出来るといったプレイヤーじゃない。でもごく普通のプレイにすごく存在感がある。『まずは誠実に音を出せばいいのだ』ということを僕に教えてくれて、勇気をくれた僕の名盤です」

といったようなことをおっしゃってた。たしかにこのオスバルド・モンテスの演奏、別段びっくりするということはないが、微妙なテンポの揺れや歌い回しから来る存在感がすごい。

この放送を聞いていて『まずは誠実に音を出せばいいのだ』という言葉には、僕もすごく勇気をもらえた。同じアマチュアの中で較べてみても、僕にはあっと驚くようなテクも、様々な音楽に即応する柔軟性も、ぐっとつかむMCの能力もない。ただ好きなだけの「寝床」ギタリスト。それでも「音楽をなめずに誠実にやっていさえすれば」、やっていても許されるんじゃないかと思わせてもらえた。
たんたんと、たんたんと、だな。

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