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2006年6月 4日 (日)

52-17、どう教える?

先日長男の宿題を看た。長男は小学校2年生、算数でとうとう「52-17=?」とかいう2桁の数の引き算の計算に入ってた。やはり躓いていた。出来ない奴じゃないのだが、めんどくさがりな性格が災い、適当にやっつけようとしてボロボロになってる。先生と全然違う教え方になっちゃマズイと思い、教科書でどう教えてるかなと見て「エッ!?」と思った。「52-17」、当然一の位同士の引き算は2-7になるからそのままでは引けない。「では、どうやる?」の解説で驚いちまった。

「引かれる数の十の位から10借りてくれば一の位は12になる。『12-7なら計算出来るから』一の位は5。十の位の引かれる数は10借りたから4、10の位同士の計算は4-1=3。だから答えは35」

という説明。二重鉤括弧で括った『12-7なら計算出来るから』じゃ解説になってないじゃん。繰り下がりが説明されてないもん。そこで、長男が以前やっていた11-6や13-5といった計算のたくさんの宿題を思い出した。ここで繰り下がりの理屈は教えたんだろう。そこでこういった11-6といった計算をたくさん身体に叩き込んでその解答を経験的にフラッシュで閃くものにし、それを利用して解くという教え方になっているようだ。

「どの段階で繰り下がりを教えるかの問題であって、どちらが正しいとは言えない」とは思う。が、僕らの頃の解説はこうだったと思う。「引かれる数の十の位から10借りてくれば10-7はできるから3。一の位には2が残ってるから3+2で一の位の数は5。十の位の引かれる数は10借りたから4、10の位同士の計算は4-1=3。だから答えは35」。12-7より、10-7をやるこちらの方が10進法の概念に近いし指が使えるから、繰り返しこの繰り下がり引き算の基本概念をイメージできる教え方にも思う。ただ12-7の解答がフラッシュで出てくる方が計算は速いだろう。スピードが重視された教え方にも感じるなぁ。
だが、スピードならコンピュータなどの機械に人間は敵わない。人間という動物が提示出来る大切なものはコンセプトや全体構成力、芯を掴んで新しいものを創り出す能力だと思う。遠回りのようだけどその辺大切にしておいた方が、将来役に立つ様な気がするなぁ。

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