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2006年6月22日 (木)

怪談と粋(いき)

数ヶ月前まで、がんがんに聞きまくっていた古今亭志ん朝全集。
実はあえて聞かないようにしていた噺がある。
「真景累ヶ淵」といった三遊亭圓朝作の怪談。
もう夏、そろそろ季節かな。聞いてみようかと思ってる。

怪談かぁ。そういえば一度、ある縁で歌舞伎座に納涼歌舞伎を観に行った際、鶴屋南北の「色彩間苅豆」(いろもようちょっとかりまめ)という怪談を観た。男の主人公・与右衛門が板東三津五郎(前の八十助さんね)、女の主人公・累(かさね)が中村福助。
与右衛門・累が心中しようとしたその時、父の恨みで無惨な顔となった累。その累を与右衛門が鎌で斬りつけ、累が白い襦袢姿になった。襦袢には鮮血が散っている。
でもよ~~く見てみると。。

血しぶきに見えた一つ一つの模様はなんと"もみじ柄"。

恨みにあふれた血なまぐさいシーンだったけど、ふっと先取りした季節が「えへへっ」って感じに忍び込ませてある。"粋(いき)だなぁ"と思った。和服の好きな人も裏地や半襟に凝るというし。伝統芸能の世界のそういう遊び心って好きだなぁ。

さぁ、志ん朝の怪談、、、いったいどんなのだろう。

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