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2006年8月 7日 (月)

ベース、ピアノ、ギターの情景

Kakado




ベースは安曇野の風と大地・アルプスの山々。
 ピアノは清冽な水の流れ。
  ギターは木々や草花。

これが今回のKAKADOライブに向けて、「大糸線の走る町」を3人でアレンジしている時に感じたイメージ。フレットレスベースが入って、曲の情景に風が吹いた瞬間にやってきた。同時に「杏」の曲世界もふわっと見えてきた。あのリズムが意味するのも、安曇野を吹き抜ける風やトコトコ走る大糸線なのかな、って。でもって、そのアンサンブルの中、シンドウさんの歌声が物語を紡いでゆく。

今回のアレンジで感じたいちばん印象的なイメージはこれかなぁ。
シンドウさんにとってほんと信州って大きいよね。

さてその「杏」。僕の弾いていたギターはオープンGチューニングを使い、ちょっといじって6弦をCまで下げている(6弦→1弦でCGDGBD)。さらにカポタストを2フレットに付け、KeyをAにしてプレイした。「オープンチューンを使おう」というアイデアはさすが岩橋さん。ギターの開放弦の音色はとても美しく奥行きがある。ギター2本でアンサンブルを作る場合、ベーシックになる部分を支えるには素敵なアイデアのひとつだ。おまけに6弦をCまで下げると低音弦にトニック(5弦G)・サブドミナント(6弦C)・ドミナント(4弦D)のルートが来るから、コード的にも守備範囲が広がる。そのチューンを活かす形でシンドウさんの原曲のコードに少し手を入れ、全体的な響きを3人で確認してから、TAB譜でコードダイヤグラム書いてスリーフィンガーの運指を練習して。こんな風に手間はかかったけど、いいアンサンブルになったんじゃないかなぁ。岩橋さんの考えてきた2ndギターの絡みのメロディもほんと美しくて、最初に合わせた時、思わず聞き入っちゃって指が止まってしまったほどだった。シンドウさんと岩橋さんがやった「横顔」はバッキングに"岩橋節"をすごく感じたし、ほんと音選びのセンスが岩橋さんは素敵だと思う。ギタリストとして軽く嫉妬すら覚えるほどだ。

去年もやった「Karappo」や「朝焼けの街」
何度やってもKarappoはコワイ。特に僕のギター一本でシンドウさんが歌う冒頭部分。それに全体に渡って、ほんとに息を詰めてシンドウさんの一挙手一投足から音楽の行方を感じてないと、、僕は出来ない。だから今回冒頭部分でベース音でミストーン出したのがメチャクチャに悔しい。

「朝焼けの街」は去年の反省として、シンドウさんが歌ってるところにギターで絡むカウンターメロディを注意して作ってみた。ベースが入ってやはりサウンドがしっかりしたなぁ、とほんと思う。

当然、反省は山ほどある。プレイバックはまだ聞いていないが、聞いたらさらにその反省感は強まるはずだ。でもそれだからまた次がある(^^)。
ひとつひとつ反省点積み上げて、それをひとつひとつツブしていくのが、どんな趣味でも楽しさのひとつだろう。きっと一生飽きない。

いやぁ、いい趣味持てたな(^^)。そしてそこから素敵な縁に出会えてる。
ほんと茹蛸トリオ、いいバンドだと思う。

一太郎さん、写真ありがとうございました(^^)。
早速使わせていただきました。

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コメント

さかたさんは、曲をやさしく繊細に弾いていましたね。

変な例えをすれば、それこそ
「曲を愛撫するように弾いてる」
そういう感じでした。
本当に曲を大事に扱う人だなあ・・と感心。
曲を愛して弾く人だなあとも思いました。
こういう人にサポートしてもらえる曲は幸せです。

以前聴いた時も感じたことですが、出すぎず、でも存在感はちゃんとある。
やはり、さかたさんのギターワークは「大人のギター」なんです。

投稿: 時代屋だんぞう | 2006年8月 8日 (火) 01時51分

>さかたさんは、曲をやさしく繊細に弾いていましたね。

うううう、うれしいよぉ。そう言ってもらえるなんて(^^)。

>「曲を愛撫するように弾いてる」

今回、KAKADOには『大糸線の走る町』の「愛するあなた」、
シンドウさんの旦那さんもいらしてましたので、奥様にヒドイ
ことをBBSで書いてる僕は、緊張しまくってました。鞄に忍ばせた
包丁でいつ3枚におろされるかと。。。(笑)(蕎麦も打てる、
優しそうでステキな旦那様です)

男のギター弾きシンガー相手にやったとき「さかたさんはT村さん
を愛しているのかと思いました」っていわれたことはあります。
共演者が男であれ女であれ、僕は出来る限り相手を穴のあくほど
見つめます。譜面を見なくちゃいけなくて見られないときは全身を
耳にします。フロントマンの気配全てから、音楽の抑揚の変化を
感じたいですから。

だからだんぞうさんのように感じてもらえるのは、凄くうれしいです。

シンドウさんの曲は転調なども自然で自由、ベースラインの動きも
なめらかで凝ってないようで凝ってる。下手なもの弾くとあの美しさを
ぶっこわします。やりがいがすごくあります。

投稿: さかた | 2006年8月 8日 (火) 17時21分

日曜はお疲れさまでした。
初めて聴いたさかたさんのギター・・・
思ったとおりの音色でした。

さかたさんも岩橋さんも、すごく丁寧に音を奏でていて
あつんの歌や曲が本当に輝いていました。

いつか、また聴ける日を楽しみにしています。

投稿: あゆっち | 2006年8月 8日 (火) 22時19分

先日はお疲れ様でした~
なんだか、まだ客観的にはなれませんが、
今回の件では色々教わりました。特にリズム!
日々精進ですね。ではでは。サンタさん、よくなるように。

投稿: 岩橋信之 | 2006年8月 9日 (水) 00時50分

KAKADOライブ~シンドウさんファンの熱い視線を受けながら、あるときはステージ脇にひっそりを座敷ワラシのようにたたずむお二人に、ギター弾きとは、カクあるべきと学んだような気がします。w
学んだところで、うたいながらしかギターを弾くすべを持たない私には、お二人がシンドウさんの歌を愛したように~自分の歌を好きになろうなんてとこです…爆;
サンタちゃん・・・イタイイタイだったんですね(T_T)
思い起こせば~ヤ様宅の魔会ののちに・・・GibsonのCWは我が手元に…MartinD-18GEは、散々迷った挙句にへそ曲がりか、派手好きの性か?D-18CW(クラレンスホワイト)となり、これまた我が手元に…当然サンタVAも気になって、なんどWoodmanでMerillとあわせてまよったことか(^^ゞ なんで、我が身のようにイタイ~はやくよくなるといいですね。
今度はゆっくりギター談義などを~そそ、弾く方の談義はダメ(^^ゞ わたしは、レギュラーチューニングのピック弾き専門ですからw
であ~またどこかで~は、一太郎氏とご一緒に赤坂かな?

投稿: internetフォーク喫茶-eye- | 2006年8月 9日 (水) 01時16分

>あゆっちさん

ありがとうございます。
まだワンステップ、ひとつひとつの音を大事に
これからも磨き続けます。よろしくおねがいいたします。

>岩橋さん

ほんとお疲れさまでした。
僕は岩橋さんから学んだのは音へのこだわり。
もっと一個一個の音にこだわらないとな。
「音楽から正面に向き合う」、
これをもっと意識していきたいと思います。
これからもよろしく。

>eyeさん

そんなたいそうな物ではございません。
愛するものはお互い大事にしていきたいですね。
一太郎さんとのS&G、楽しみです。

>サンタちゃん・・・イタイイタイだったんですね(T_T)

今までのギター人生の中で、いちばんのイタイイタイでした。
しかもライブ直前に。偶然っておもしろいもんです。

>思い起こせば~ヤ様宅の魔会ののちに・・・

あれ? eyeさんも足利にいらしてたんですか?
初魔界の時、一太郎さんとkadoさんに初めてお会い
したんですけど。あそこのギターではOMC-18VLJが
好きなのですが、なぜか一本お預かりしてウチにあります。

>今度はゆっくりギター談義などを~

eyeさんのギター、HPで見せていただきました。
個人的にはYD-505が気になりますね。
KAKADOで岩橋さんとのアンサンブルで弾いたモラレス、
あれも同時期のギターなのですが(1981年)、
結構よく鳴ってくれるんですよ。「いい仕事してるな」
って感じで好きなんです。
僕の場合、ギターはパッと弾きでピンとくるか来ないか
だけで材にも部品にも全然詳しくないので是非教えて
いただきたいと思います。ギター談義できるとき、
楽しみにいたしております(^^)。

投稿: さかた | 2006年8月13日 (日) 07時02分

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