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2006年10月27日 (金)

ランダムプレイと校正作業

勘弁してくれーーーーーーっ!
歴史・民俗系の文章は金輪際近寄るなーーーーーーー!!
今朝はもうそういう状態。だいたい編集の大詰めはこんなもんだ。特に今回は同じ時期にもう一個、地域の伝統芸能に関する記念誌の編集を平行してやってたから、その気持ちはいつにもまして強かった。もう数行読んだだけで眠くなる。逃げ出したい(笑)。

小さい雑誌だから企画から編集までずっと関わってくる。そうすると、人間の摂理として「飽きて」くる。知った気になって、事実や語句の間違いも通り過ぎてしまうことが増える。だからこの「飽きる」をどうやってリフレッシュするかが、仕事、端的に言えば校正の精度をあげるカギになる。

そこで思い出したのがMP3プレイヤーのランダムプレイだった。
曲順にストーリーを込めて作っている制作者には申し訳ないが、僕はアルバムをランダムプレイで聴くのが好きだ。全ての曲が個々に新鮮に聞ける。まんべんなく心に残る。頭から終わりまで通しで順に聞こうとすると、最後の方は疲れて聞く気が失せてる事も多いのだ。で、ランダムプレイで聞いた後に、頭から聞いてみる。その方がフレッシュに、制作者の意図した、曲順で伝えたかったメッセージが見えてくることがある。

それを校正作業に応用してみた。
いままでも各論考ごとにランダムに読むことはやってたが、それを1つの論考の中でもやってみることにした。ある論考が5章立てだったとする。それを1章~5章まで順に読むのではなく、5・3・1・4・2とバラバラに読む。大体の全体の流れは企画からやってるし、原稿・初校(一回目の校正刷り)と何度も読んでるから頭に入ってる。案の定、比較的新鮮に読める。眠気が起きない。見つかる校正点も増えてきた。

いい知恵がついた。七転八倒する中で得たノウハウ、僕っていう不完全な代物をどう上手に使うかの知恵。仕事でも趣味でも家庭でも、こうやって見つかっていくってうれしいな。

校了まであともうちょっと。がんばんべぇか。
それを終えたら楽しい音楽の時間! 
シンドウさんのサポートライブが待ってるものね。

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コメント

なるほど~。参考になりました。。。
って、締切とっくに過ぎてるのに、
原稿まだ入ってないとこあるよ~。
えっと、あと1、2、3、4・・・。数えるのやめよ~。

投稿: kikimimi | 2006年10月28日 (土) 00時07分

名作はどこから味わっても名作なんですよね。

楽器演奏の上達が速い人は各構成要素を別個に練習しますが、それをしない遅い人はいつも曲の頭から練習し、間違えたら最初から繰り返す、を何度も繰り返す傾向にあります。

大発見、おめでとうございます。

投稿: かずき | 2006年10月28日 (土) 02時54分

>kikimimiさん
>なるほど~。参考になりました。。。

といっても、この知恵生み出すタマゴは
kikimimiさんがずいぶん前に言っていた
「校正の時は文章をまるきり逆から読む時がある」って
言葉もあるよ。こちらも「ありがとうございます」です。

>締切とっくに過ぎてるのに、原稿まだ入ってないとこあるよ~。
>えっと、あと1、2、3、4・・・。数えるのやめよ~。

締め切りってのは「書き始める時間」って名言、ある書き手から聞いたことがあります(笑)。こっちもそれ見越して締め切り伝えてあるんだけどね。
両方で腹のさぐり合い(笑)。それが仕事なんでしょうね。ワープロ入稿の時代になって、後ろの工程の人がどんどん大変になってますね。kikimimiさんの仕事、上手く帳尻が合うこと、祈ってます。

>かずきさん
>名作はどこから味わっても名作なんですよね。

ほんとそうです。部分部分で味わいがあります。
マタイ受難曲なんかもそういうところあるなぁ。

>楽器演奏の上達が速い人
>遅い人

をーっ! まさに「人見て法説け」。渡りに船の言葉!
この遅い人、僕だよ(笑)。そう、まず全体見て
大まかに構造を捉え、どこがどう違うかでやった方が早い!
ありがとうございます!

こうした知恵の発見こそが、人生の魅力ですね。
自分の方法は自分で見つけるしかない。人の物そのままじゃ使えないんですよね。人付き合いも、転びながらその人と自分の関係らしくカスタマイズしていくものなんだなって、すごく感じます。

投稿: さかた | 2006年10月28日 (土) 09時06分

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