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2007年1月25日 (木)

結婚したかった理由

僕は就職し、自立してからずっと結婚したかった。

僕の仲間はみんなお分かりのとおり、僕は大変"すけべぇ"だが(笑)、結婚しないと性的にガマンできなかった、というのが主な理由ではない(とはいえ小さい理由でもないが…、笑)。一人っ子の自分にもいつかやってくる「親の死」を、たった一人で迎えるのがとても怖かった、というのがいちばん大きかった。

幸い、僕とでも一生一緒にいてもいいと思ってくれた物好きな人間が、一人いてくれたおかげで、父の死も一人で背負わずに済んだ。そして忙しい子育てがあっても、父を愛し、いま父のために涙を流してくれているカミさん。ありがたい。

僕には、前向きな意味で「俺、もう死んじゃってもいいんだ」と思った経験がある。それはカミさんのお腹に長男が宿ったとき。「あ、俺でも作れるんだ(爆)」とも思ったけど、もっと体の中の奥深くで「ほっとした」というか、「やり遂げた」感を感じたのだった。生まれた川に戻って産卵・受精させ、死んでしまうサケ。それがわかった気がした。ほんと息子たちのおかげでも、僕は父の死を根っこから悲しみきらずに済んでいる。父も僕も、もう息子たちの中にしっかり生きているのだから。子供が授かる幸せに出会えたことも、僕は本当に幸せだと思う。本当に子宝だ。それだけでない。僕まで命のバトンを繋いでくれたすべての生命が、僕の体の中に生きている。本当にありがたいことだと思う。

さて、メシ食って、今日もがんばるかな。

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コメント

いろいろとお疲れ様でした。少しは落ち着かれたようでよかったです。でも精神的な疲れは後からきますので,ご無理なさらないでくださいね。

お付き合いしている人がいるときには,結婚したいなんて考えもしないのに,誰もいなくなると結婚したくなる我侭な私です。持病のために子供を作るのは難しいと言われているけどこれも縁なので,必要なときには授かるようになっているのでしょうね。私は寂しがり屋なので,一人で一生暮らせる自信はありません。Tonさんのように,自分にとってなくてはならない存在と気付ける人に出会うまで,焦ることなく待ち続けようと思います。

投稿: kazuko♪ | 2007年1月25日 (木) 11時57分

 ご葬儀当日にはあわただしくきちんとお悔やみのご挨拶も出来ずに失礼いたしました。
 改めて心よりご尊父様の冥福をお祈りいたします。
 御遺影が本当にいい笑顔で、さかたさんの原点と将来を見る思いでした。お子さん2人にさんざん遊んでもらった夫がちょっとうらやましいです。
 そのほか色々書いたのですがまとまらないのでパス(笑)今度ゆっくり飲みながらお話しさせてください。とにかく体の求めに従って休む時は休んで下さい。

投稿: はれぶた改め尻破れの妻 | 2007年1月25日 (木) 15時25分

さかたさん。お疲れ様でした。
お父様きっと天国でほっとされてるんじゃないでしょうか?随分頼もしい息子になった!と。。
お別れはいつでも悲しいです、でもさかたさん、そしてさかたさんのご自慢の最愛の奥様そしてお二人の息子さん。
お父様のいのちの灯はちゃんと引き継がれているんだなぁって思いました。
ゆっくり休んでくださいね。

投稿: ねも | 2007年1月25日 (木) 17時51分

心よりご尊父様の冥福をお祈りいたします。
私が海外に住んでいて一番心配なのは、やはり親です。とりあえず任期を終えるまではしっかりしていて欲しいと、いつも願っています

投稿: ヤ寿司 | 2007年1月25日 (木) 22時19分

果たして書いていいものか迷いながらも
この話題、書いてしまいました
一昨日は、まず父のお骨を家に連れてきて安置した後、母の許(立川)・江東区役所(僕の本籍地)と車で走り回り、昨日は、電気・ガス・水道・電話関係の名義変更の後、品川区役所・菩提寺・品川社会保険事務所、江東区役所、立川の母の許とかけずり回ってました。へろへろだぁ。
でも大体の事後処理、今日で終わりそうです。あとは時間をかけてやっていくもののみ。プライベートや仕事のこと考えても、少々今日は休みたいと思ってます。

>kazuko♪さん
>少しは落ち着かれたようでよかったです。

テンション高い状態なかなか抜けませんね。でも「あるがまま」にしています。きっとどっかーんと疲れて、後日動けなくなると思うけど、それもしょうがない。だらだらできないこと満載ですもの。

>自分にとってなくてはならない存在

これ、ホントわからないですよね。結婚前は「あ、こいつほっといても大丈夫だから楽」とぐらいしか思いませんでしたもの。こればっかりは暮らしてみないとわからない。

>尻破れの妻さん
本当にお世話になりました。
尻破れの妻さんがやっぱ度量あるなと思ったのは、通夜の後の清めの席。ずっと僕の叔母さんと話してましたがあの叔母、身内でもいちばんキョーレツな叔母なのです。叔父が亡くなった時の状況説明時に僕とぶつかったこともあるし。さすが現場で鍛えた深みを、尻破れの妻さんに感じました。

>御遺影が本当にいい笑顔

評判よかったですね、これ。これを選んでくれたのもカミさんです。亡くなった18日の夜、親父の亡骸の番を親戚にお願いしていったん家に帰り、写真を選んでいたら、写真を見もせずに「次男のお宮参りの時の写真がいい」と言ってくれて。助かりました。

>お子さん2人にさんざん遊んでもらった夫

その間、受付で苦労をかけました。ほんとありがとう。
でも奴はほんとにこういうの似合ってるね。

>体の求めに従って

え、まだ作れってーのの?(爆)

>休む時は休んで下さい。

はい。

>ねもさん
>さかたさん。お疲れ様でした。
ありがとうございます。あともう一歩です。
今日はなんとか書類が揃って、父の定期預金の一部解約ができそう。葬儀費用の精算が出来ます。これでまずは一段落できそうです。

>お父様きっと天国でほっとされてるんじゃないでしょうか?
>随分頼もしい息子になった!と。。

自分で言うのもなんですが、父にとって「あいつが心配で死ねない」というような不甲斐ない息子では、僕は決してないと思います。そういう「破けない」面が、アマチュアアーティストとしてはキャラクター的にツマラナイ部分ではあるとは思いますが。
今まで自立を意識して生きてきて、そして親になってみて思いますが、最大の親孝行は「親が自分を心配することなく、いつでも死ねる状況になるぐらい、生きる知恵を付けておくこと」だと確信してます。だったらなんの心配もなく、両親に好きなことをしてもらえますからね。その親孝行くらいはできたかな。

>ヤ寿司さん

ありがとうございます。
いま疲れた時の慰めに、LJは一役買ってますよ。
ほんとありがとうございます。

>海外に住んでいて一番心配なのは、やはり親です。

ぼくは親父の急を聞いて1時間ちょっとで駆けつけられたけど、中国からではすぐに帰ってどうすることも出来ないし、ほんとご心配かと思います。ヤ寿司さんの親御さんが、ほんと身体に気をつけて健やかでいられること、心から祈ります。

投稿: さかた | 2007年1月26日 (金) 06時25分

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