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2007年4月10日 (火)

育児書

ウチのカミさん、長男が赤ちゃんの時、ほっとんど育児書を読まなかった。「余計に不安をあおられてイヤだ」と言って。では、何をよすがに子育てしたかというと、自分の母親や、長男を出産した都立築地産院(都立墨東病院に統合されてもうない)の助産師さん、保育園の先生方や友人たちの先輩お母さんのアドバイス。なにより心強かったのは、保育園付きの看護師さんだった(J川先生、お元気だろうか?)。僕も保育園で随~分叱られたけど、「今そこにある」長男の状態から、どうすべきかのアドバイスをくれる。とても有り難かった。

本に書いてあることは「絶対」ではない「一例」。よくある「天才子育て論」も、結構特殊な意見も多いと僕は思ってる。自分は自分、著者は著者。「自分はどうなのか」をちゃんと把握してないと、生活を壊すだけ、疲れるだけだと思う。子育ては長丁場だ。結局自分の本当に信じているものだけが自然に伝わる。ウソついたって演じきれない。ハダカのままでぶつかり合うのがいちばんだと思ってる。まずぶつかる。自分が間違っていたらたとえ子供相手だろうがちゃんと頭を下げて謝る。ウチの基本はそれだけ。

「自分は何なのか」を、「自分の浅はかさ、いやらしさ、身勝手さ」を、身を以て考えさせてくれる意味でも、「子育て」はありがたい。しゅごさんがいってた言葉だが「育児は"育自"」、まさにそう思う。

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コメント

いい言葉をひとつ教わりました。育自。
私も全く同感に思います。息子は自分の至らない部分を映す鏡のようだなって思います。

投稿: 一太郎 | 2007年4月10日 (火) 23時24分

昔、聞いた話。
「成功例が書いてあるマニュアルより
失敗例の書いてあるマニュアルの方がよい
何故なら成功例というのは「たまたま」かもしれないが
失敗例を参考にして失敗を避けていけば
そこには成功の道が残る」
まぁそれも「一例」なのであるが納得できる。
「経験」に優るものはない。
「経験を継承しない」今の社会は先細りだ(^^;)

投稿: をんばせ | 2007年4月10日 (火) 23時29分

「育児は"育自"」
しゅごさんと言う人の言葉だったんですか。。。私も聞いた事があり納得した言葉でもありました
長男が1歳半で知合いのいない慣れない土地で、母子家庭状態での子育てだったので育児書が頼りでした。その通り行くはずがないのに、年齢にあった行動をとらないと不安だったりして。。。長男はお互い初心者でごめんなさい、って言った感じです^^;あ、長女も2度目なのにやっぱりごめんなさいかな^^;
息子が小学校3年生の時に出会った本です、目からウロコでした
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/otonosekai/sub48.htm

投稿: さんぽ | 2007年4月11日 (水) 01時37分

取り急ぎ注釈的にレスコメントです(^^)。

>さんぽさん
>しゅごさんと言う人の言葉だったんですか。。。

えっとぉ、このしゅごさんって、僕の高校時代からの友達で~す(^^)。たまにここのコメント欄やBBSにカキコしてくれる。彼女もどこかで知ったのかもしれないけど、僕ら夫婦は彼女から聞いてとっても納得しました。子育てでわからないことがあると、よくしゅごさんに聞いてた。素晴らしい女性っす。

投稿: さかた | 2007年4月11日 (水) 06時55分

>一太郎さん
>息子は自分の至らない部分を映す鏡

いやほんと、その通りっすよね。悪いところばっかり似てます。
でも至らないからこそ、奴らは工夫するんですよね。
僕の至らなさを息子どもが憎んでくれていっこうにかまわない
(そりゃ好かれるにこしたことはないけど)。
自分で生きる智恵だけ付けてくれたらOKです。

>をんばせさん
>失敗例の書いてあるマニュアルの方がよい

失敗の方が学ぶことがたくさんありますよね。
また共感できるんですよ。成功例は下手すると
「あ、そう」で終わっちゃう。

>「経験」に優るものはない。

それは「知恵」になりますものね。
「人に教える」って行為も、お節介な時もあるって想います。
自分でやって知恵にする機会を無にすることになるんですもん。

やってから「人に聞く」「本を読む」とすごく沁みます。
歩いてきたあと、その場所の『新編武蔵風土記稿』や
『江戸名所図会』『遊歴雑記』を読む、最近のお気に入りです(^^)。
そうそう、最近やってる耳コピーもそう。
今まで読んだ音楽の理論書が、「ああ、あれか」って気づき出す
萌芽を感じます。

>さんぽさん
>長男が1歳半で知合いのいない慣れない土地で、
>母子家庭状態での子育てだったので育児書が頼りでした。

そういうときは「本が頼り」の時ありますよね。
でも、本ってなんであんなに不安にさせるんだろう。

4年前に(もう4年になるんだ)相模原に越してきたとき、
カミさんも不安定になりました。公園行っても上手く話せないし。
長男が幼稚園に行きだして、そこでもなれるまで時間がかかった。
ただお母さん仲間が出来だしてからは、元気になってきました。
有り難いことに高校連中も相模原にほど近い海老名・厚木住まい
なので、そことのコンタクトが採れていた幸せはありました。

>その通り行くはずがないのに、年齢にあった行動をとらないと
>不安だったりして。。。

これ、そうですよね~(^^)。
特に長男ははっきり他の子と精神的成長が半年から1年、
遅れてます(笑)。おむつがとれるのも4才直前だったし(笑)。
そういうときは「どーせ、俺らの子だぁ」と笑い飛ばすように
なりました(^^)。

>長男はお互い初心者でごめんなさい、って言った感じです^^;

生まれてみて&育ててみてわかったこと、
「ガキ生まれただけで親には決してなれない」ですよね。
子育てで夫婦で七転八倒しながら、親にしてもらう。
ほんと長男にはそれなりにダメダメながら父親にしてもらいました。
まだまだですが(^^)。
奴は僕らの「親道」を切り開いてくれるフロンティアーです。
叱り飛ばしはしますが、そのことについてちゃんと「ありがとう」は
長男本人に言ってます。

>http://www.hat.hi-ho.ne.jp/otonosekai/sub48.htm

ネィティブアメリカンの人たちって、素晴らしく地に足をのついた
合理的な人たちだなって思います。受け入れながらも誇りを失わない。
僕の読んだ本にこういうのがありました。
エリコ・ロウ著『アメリカインディアンの書物より賢い言葉』
(扶桑社 ¥571税別)
さんぽさんがご紹介してくださったような、素晴らしい格言に
溢れてます。いくつか僕の好きなのをご紹介しますね。

「宗教はどれも神にかえる踏み石の一つに過ぎない」
「答えがないのも答えの一つ」
「知識でなく智恵を求めよ
  知識は過去の産物だが智恵は未来をもたらす」
「私の前を歩くな 私が従うとは限らない
 私の後を歩くな 私が導くとは限らない
 私と共に歩け 私たちは一つなのだから」
「怒りは自分に盛る毒」
「泣くことを恐れるな
  涙は心の痛みを流し去ってくれるのだから」

ご興味あれば、ぜひ読んでみられてください
もう読んでらしたら、失礼しましたぁ(^^)。

投稿: さかた | 2007年4月11日 (水) 12時34分

まだ読んでないです、紹介して頂きありがと~ございます
一つ一つ納得しますよね~
きっとすっごく単純な事、「育てたように子は育つ」実感してます^^;

投稿: さんぽ | 2007年4月12日 (木) 01時06分

>「育てたように子は育つ」

さんぽさんに書かれると、重みがあります。
たんたんと、ガキ共にぶつかっていきたいと思います(^^)。

投稿: さかた | 2007年4月12日 (木) 06時03分

相田みつをさんの言葉です
育てたように育ってしまいました^^;
本気の子育ては必ず伝わると思います
Tonさんのガキちゃん達は幸せです^^

投稿: さんぽ | 2007年4月12日 (木) 16時19分

>相田みつをさんの言葉です

そうでしたか。あの筆致にも、じわっと何かがにじみ出てますよね。まぁ、とにかく、先輩方の背中を手本に、精一杯ガキ共にはぶつかっていきます(^^)。

投稿: さかた | 2007年4月13日 (金) 12時19分

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