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2007年8月22日 (水)

父を感じた旅行

父がいれば、きっと孫たちの喜ぶ顔を楽しんだであろう、この信州蓼科旅行。母だけでなく、仏壇にある父の小さな遺影も一緒にいった。

Rscn0596_2 蓼科の東急リゾートの一角にあるペンションに泊まったが、母はセレブ風な雰囲気を、そして孫たちの喜ぶ顔を、とても楽しんでいたようだった。たどり着くなり、ペンションの花壇に飛んでいたのはカラスアゲハ(写真)。大きくてものすごい綺麗なチョウにびっくりした。夜は若干ガスって天の川までは見えなかったが、みんなで星を見た。星座早見盤を持ってって「夏の大三角」を探して。相模原では見えないたくさんの星に、長男はびっくりしてた。

2日目には白樺湖、霧ヶ峰、車山高原に行った。ここは僕が小学校三年生、つまり長男と同じぐらいの頃に、上諏訪の"かんぽの宿(当時は簡易保険保養センター)"に泊まって、遊びに来た土地。「白樺湖では父と足漕ぎボートに乗って、湖の中にある島までこぎ寄せて遊んだっけ」といったことを、ふと思い出した。2日目にどこへ遊びに行こうかと考えたとき決めた場所は、白樺湖ほとりの白樺湖ファミリーランド。僕ら夫婦二人じゃ、金ばっかり吹っ飛んでくだらなくてゼッタイに行かない遊園地(本音言えば山歩きして自然を満喫したい)、僕が「ここ行こう」って言ったとき、カミさんは思ったそうだ。「これ、どこかでお義父さんの力が働いてる」って。亡父なら孫の喜ぶ顔が見たいから、間違いなくここを選ぶから。

行ってみれば案の定、息子たちは狂喜乱舞! 歩けはするが足の悪い母には休んでおいてもらって、僕とカミさんで手分けしてガキ共二人をアトラクションへ。ゴーカート乗って、きかんしゃトーマスの豆機関車に乗って、ジェットコースター乗って。長男はおかあさんとお化け屋敷(次男と離れてお母さんとツーショットになれるのが、長男は好きなのだ)、僕は次男と鏡の錯視を利用した「異次元の館」へ入った。僕はここで軽い乗り物酔いみたいになって気持ち悪くなっちまった。三半規管で感じてる水平感と視覚から来る水平感が乖離すると、乗り物酔いって起きるんだろうな。空間識失調〈ヴァーティゴ〉の一つなんだろう。
そろそろ帰り、母を余計に歩かせるわけにいかない。僕はその状態のまま近くのゲートまで車を寄せに、駐車場まで行った。車についたらアトラクションに乗った疲れと酔いで10分弱、僕は動けなくなってしまった。そうやって僕が参ってる間に時間をもてあましたカミさんは、しかたなくさらに乗り物に乗せるハメになった。僕がやっと帰ってくるとカミさんは言った。「これ、お義父さんが『もっと遊ばせてやれ』って、Tonちゃんを動けなくしたね」って。

Dscn0592 半日遊園地で遊んで、もう僕ら夫婦「ちゃちな作り物」に囲まれる世界にいるのは限界。当然「まだ遊びたい!」という息子たちを追い立てて、出発した。
車山高原へ向かう道から見た、白樺湖・蓼科山・八ヶ岳の風景(写真)には心底、心が洗われた。車山高原から諏訪へ下り、諏訪湖で食ったソバも美味かったなぁ。どうってことない店で食っても美味い。信州のソバの底力を感じた。

結局、父と行った道を辿ってしまったこの旅行。
いなくても父を感じた旅行だった。

昨晩は20:30ころ家に着いたけど、やっぱり家に帰って子どもを寝かしつけた後の、夫婦で飲む酒がいちばん美味かった(笑)。そして今朝からはまた日常。夫婦手分けして、大量の洗濯物や食器洗いと格闘中。子どもの外遊びも絡めながら戦ってます。僕らの目からは、あの自然に浄化された瞳の光が、みるみる消えていっております(笑)。でも、撮ってきた写真にはいい顔のおばあちゃん(母)、子ども達、僕ら夫婦の写真があります。なんとかこれで当分はがんばれるのではないかいな。。。

この表情を見ると達成感はあります。
でも休みのはずが、ツアコンとして仕事してきたよう(笑)。
今日一日、休み余計にとっといて良かった
やるだけ家事やったら、もう午後はお父さん業放り出します!
でなきゃ明日から働く気になりません(笑)。

やっぱりカミさんと二人旅出来る日が、
楽しみではあります(^^;;;;)

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コメント

写真の蝶、カラスアゲハじゃなくてミヤマカラスアゲハの雌じゃないかなぁ。翅の裏側の写っている写真ない?

投稿: ウミユスリカ | 2007年8月23日 (木) 11時01分

>ウミユスリカさん
>カラスアゲハじゃなくてミヤマカラスアゲハの雌

やっぱりね。そういうツッコミ来ると思った。
飛んで絶えず羽を動かしていたので、撮れませんでした。
でも、図鑑(学研『昆虫の図鑑』だけど)で見た、
翅の裏の模様はなかったと思う。
それでカラスアゲハと素人同定してみました。

投稿: さかた | 2007年8月23日 (木) 11時55分

さかたさん,こんにちは。
家族旅行,私にはほとんど経験のないものですが,大変なんでしょうね~。
私は先日にまた一人旅で網走の方まで行ってきました。
一人旅と言っても,一泊は現地の友人にお世話になり,
もう一泊は旅人の宿で旅人さんたちと語り合ったりと。
一人じゃない一人旅ですね。
こういう旅が出来るのも今のうちかもしれませんし,
たくさん楽しんでおこうと思います。

先日,私よりもいろんなところを旅している人と知り合いました。
しかもハンパじゃない歩キスト。
私にも,楽しい秋になりそうです。

投稿: kazuko♪ | 2007年8月27日 (月) 10時41分

>kazukoさん
>大変なんでしょうね~。

幸せとセットについてくるものですが、
大変に思うときもままあります。
「ふざけんな」な記事ですが、そう思うのも自分。
ありがいとも少なからず思ってますが。

>一人じゃない一人旅ですね。

そうそう(^^)。出会いこそが旅ですよね。
大学時代にやった自転車旅行でも、
たくさんの出会いがありましたよ。

>しかもハンパじゃない歩キスト。

ムムム(^^)。こんど会ったときにでも詳しく聞きたいですね。
歩くって、旅の究極系だと思います。歩きのスピードに心がシンクロ出来れば、最高に濃い旅になります。出会いにしても、景色から味わう感動にしても。いま、いちばん僕がやりたい旅です。

投稿: さかた | 2007年8月27日 (月) 23時02分

まったく似たようなルートを辿ってきました(笑)
で、白樺湖周辺では、「ここで遊びたい!」と長女が騒ぎ(笑)、よくみたら、駐車場も有料だし、池の平グループの領地みたいなこんなところで、オカネ出したくない、と夫婦意見が揃いまして(^^;素通りしてきました・・・・
でも、きっと、こどもたちには好評だったんでしょうね(^^)

サカタ担任さんご夫婦のように、うちらもあの景色に一瞬、心洗われてきました(笑)

投稿: ハマ | 2008年5月 7日 (水) 06時55分

>ハマさん
>「ここで遊びたい!」と長女が騒ぎ(笑)、
>池の平グループの領地みたいなこんなところで、
>オカネ出したくない、

「金出したくない」、同感でした。一緒に行った僕の母、車いすはまだ必要ないけど足が悪くてね。下手に高原を歩かせるわけにも行かない。美ヶ原の美術館も蓼科からだとちょっと距離あるでしょ。長男が車に酔いやすいから(この時も酔い止め飲ませてました)、下手に山道をぐいぐい走れない。帰りも遅くなるし。下手に楽しんで遅く帰ると生活リズム崩してすぐ息子共体調崩しますしね。だもんで仕方なくそうしました。好評は好評でしたけど、僕とカミさんは叫び出しそうでした。。。あんなもの湖畔に作るなんて、センス最低です。

>サカタ担任さんご夫婦のように、
>うちらもあの景色に一瞬、心洗われてきました(笑)

あれはすごいですよね(^^)。歩きたい・自転車乗りたいです。

投稿: さかた(Ton) | 2008年5月 8日 (木) 17時47分

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