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2008年1月15日 (火)

リバイバル

僕は今年40になる。TV番組やCD作ってる世界でも、現場で中心になってるのは大体これくらいの世代だろう。

最近だと「ヤッターマン」とかもリバイバルしてる。今日は街中で「海援隊/贈る言葉」のロックバージョンも聞いたな。「亜麻色の髪の乙女」とかもそう。ウチで食料品とってる生協でもCDを通販してるけど、これでもかとリバイバル品がある。

よくとれば、昔の価値の再評価、、、
でも僕にはそうとれない。現場の最前線でものを作っている僕らの世代が、新しいものを作ることを手抜きしてるようにとれてしまう。
いつまで親の世代の作品に食わしてもらうんだろうという寂しさ、存在の不甲斐なさを、リバイバルを目にし耳にする度に感じてしょうがない。
では僕は出来ているのか? まだ胸を張れないや。
自分の不甲斐なさを刺激されるから、イヤなんだろうな。

純粋に楽しめば、いいんだろうけどね。でも今は、楽しめません。

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コメント

新しいものを作ることを手抜きしてる>これは考えすぎじゃないかなぁ。

いいものはいい。
時代を超越するとクラシックという冠がつく。
それ未満のリバイバルが多いから、一種の不快感を感じるんじゃない?

そのよさ(価値)を共有できる世代が残っているからこそ、リバイバルされているだけだよ。
ドリフでは笑えるけれど、クレイジーキャッツはいまひとつ、という感じ方に近いかな。
「ヤッターマン」なんて、完全に我々の世代がターゲットだもん。(笑)

じっくりリバイバルなんていう悠長なことをやっていられるのは、時代に閉塞感があるからでなく、余裕があるから、と見たいな。

じゃなきゃ、零戦のリプロダクションなんてできないでしょ?(^_^;)
温故知新。

あ、ウチも生協です。(^^♪

投稿: ジロー | 2008年1月15日 (火) 22時30分

I do not think too much,but only think too negative.
ジローさんのブログ記事にレスつけようと思った内容だけど、直接水差しそうでやめた。トラックバックも当然つけませんよ。ちゃんとこの記事にも書いてるけど、自分のコンプレックスが投射されてるだけのお話しだしね。

>いいものはいい。

たしかに今、自己アレンジの「アンドレア&エンニオ・モリコーネ/ニューシネマパラダイス 愛のテーマ」を、アレンジし直して弾いてハマってる。Desperadoを耳コピするとか言っときながら(笑)。たぶんこの曲はクラシックになると思う。

>それ未満のリバイバルが多いから、
>一種の不快感を感じるんじゃない?

うん。ただ「こう変えてみたら面白かった!」ってだけのがね。
これはイヤ。

>そのよさ(価値)を共有できる世代が残っているからこそ、

音楽もTV番組も、単体の良さで感動を与えるものじゃないよね。その当時の思い出もセットに思い出させてくれるから、なんだろうな。昭和30年代のレトロブームもそうかもね。でも、歩いて実際に残る古い物を見ている立場からすると、ただそんな雰囲気作り上げて懐かしがるだけじゃなくて、自分の目で足でそれ探してご覧よ、といいたくなる。なんか暖かみだけとって商品化されるとウソくさくてね。実際には消えていかざるを得なかった背景まで、実際の景観では語られてるもの。戦跡めぐりしてて、感じない?

>ドリフでは笑えるけれど、クレイジーキャッツはいまひとつ、

これ、まさに世代。クレイジー…は俺たちのちょいと前の世代なんだよね。でも、録画で見たものだけど、ハナ肇のドラムコントは笑った。あと「夢で会いましょう」の渥美清と黒柳徹子のコントも。「いいものはいい」は確かにそう。
でも、俺らの世代、そうして後の世代が懐かしがってリバイバルしてるくれるもの、生み出しているのかなぁ? それは僕らが決めることじゃなく、僕らの子ども達が決めるんだろうけど。

>完全に我々の世代がターゲットだもん。(笑)

うん。様々な分野で「あ、俺らターゲットにされてるな」ってのは感じる。でもこうまでくると「乗ってなんかやるもんか! こっちは別の面白い物探してやる」って気になる。アマノジャクっす。実際「昭和30年代って面白いよな」って言ってたの、大学生の頃だもの。M井氏とよく話したよ。最近流行ってるスーパー銭湯も12年前に廻ってました。

>時代に閉塞感があるからでなく、余裕があるから、と見たいな。

ほんとうに温故知新ができるようにしたいね。
自分の耳コピ&採譜も、T長距離散歩も。
単なる譜面作成作業に終わらせないで、自分の創作に何らかの形で活かしたいとは心の底で望んでる。でも、あえてそれを無理して形にしようとしないつもり。足りない頭で考えて作るのではなく、地道に音そのものと向かい合う中で生み出していきたい。音楽の世界を音そのものと向かい合って、歩くように一音一音記してみる。まずはそれだけ。全て「歩く」が僕の基本。ひょっとしたらコピー&採譜だけして一生終わるかもしれない。けど、そしたら自分が死ぬ瞬間に才能がなかったとあきらめようと思ってます。IEさんが言っていた「諦めにも似た建設的な心」で向かいたいです。まずは余計な色気を出さずに、「いい」と思ったものにまっすぐ向かい合います。

>あ、ウチも生協です。(^^♪

またかよ(笑)。
でも子どもがいる家庭に、生協はたしかに有り難い。怪獣二匹(息子どもともいう・笑)連れた買い物って、メッチャクチャなストレスだもの。

投稿: さかた(Ton) | 2008年1月15日 (火) 23時30分

リバイバルってそんなに抵抗は無いなぁ

ヤッターマンは友人の娘も楽しみにしてたし
旧作をケーブルとかでやってるみたいで面白がってみてるみたい
子供の面白いと思う感覚って今も昔も思ってるほど変ってないのかなと思う

親は懐かしく、子供は楽しく鑑賞できていいんじゃないのかな

技術が進歩して簡単に迫力のあるシーンを創造できるようになった
俺は平成ライダーシリーズとかも好きだけど旧作の熱烈なファンは受け入れがたい方も多いようです。
昔の特撮物の方が体張ってたのは確かだと思う
今見るとなんかちまちま動いているように見えちゃうけど ^^
カメラやCG、編集の進化ってすざまじいと思います。

確かに俺等世代が製作の中心になってきて自分たちの好きだった物をよく言えば形を変えて伝えてる、悪く言えば再利用してオリジナルを冒涜している?

極論してしまえば、現代音楽は全てクラシック音楽の焼き直しかもしれない。

映像の世界も本当に新しい物を作り出すのって難しいのかなと
自分が影響を受けた自分の好きなものありきなのかなと

リメークも悪くないんじゃないかなと俺は思う
何が言いたいのか良く分からなくなってしまったな ^^

投稿: 近藤 | 2008年1月16日 (水) 21時38分

>近藤へ
>リバイバルってそんなに抵抗は無いなぁ

ものによるね。「新しい命を吹き込んだ」と思えれば諸手あげてひれ伏します。基準は「僕の感覚」という極めて恣意的なものでしかないですが。でなきゃ、「をい!!」だね。自分に対してもそうです。でも基本的にリバイバルには懐疑的です。

>親は懐かしく、子供は楽しく鑑賞できて
>いいんじゃないのかな

と、思う部分もなきにしもあらず。

>技術が進歩して簡単に迫力のあるシーンを
>創造できるようになった

手塚治虫は、映画のカット割りの手法とかを取り入れて従来より躍動感のある劇画の形式を作り上げたわけでしょ? だとしたら、僕らも新しいテクノロジーを手に入れたのなら何か出来てもいいと思う。でも、出来てるのかなぁ。たぶん僕が知らないだけなんだろう。ホント教えて欲しい。がんばってる人はきっといると思う。
エヴァや攻殻機動隊とかは残るのかな? これ作り上げた世代は僕ら?

単に新しいテクノロジーで昔のものをリアルに作ってみましただけじゃ、悲しくない? またいちばん最先端でCG使ってるのもジブリとかじゃないのかな。宮崎駿にしても親の世代なんだよね。ハイジや未来少年コナン、ルパンのカリオストロの城とかで俺たち育ててもらったしさ。

>映像の世界も本当に新しい物を作り出すのって難しいのかなと
>自分が影響を受けた自分の好きなものありきなのかなと

「説経」という日本中世以来の古典の語り物文学の世界に関わってみて思うけど、物語のプロットって1000年前から変わってなかったりする。むしろ、血縁とかいった人間関係が今より複雑な部分、浄瑠璃ものの物語の方が複雑でわかりにくかったりする。原型自体はすでに全部焼き直しで、演者の魅力次第(これがないなら存在価値ゼロ、やる価値なし、演者のマスターベーションに過ぎない)というクラシックの状況になってるのかな、と思うんだ。

>リメークも悪くないんじゃないかなと俺は思う

いいリメイクを作りたいね。その「いい」の基準は、わからんけど(笑)。

投稿: さかた(Ton) | 2008年1月17日 (木) 01時10分

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