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2008年4月13日 (日)

アカペラは怖い

昼休みに国立の街を散歩している。

いまは新入学シーズン、一橋大学校門のところでアカペラサークルが部員勧誘のために、5人ほどの編成で歌っている。往々に上手い! ボイスリズム一人にベースパート一人、コードの内声含めメロディ部分を担当する3人で計5人が基本的な編成みたい。聴いてて思う。いいものはベースラインとボイスリズムだけで8割方音楽が成立している。これでトップノートのメロディに、魅力的な声がのれば大体できてしまう。

ただ、ピッチのガイドとなる楽器がないから、自分たちで互いをしっかり聞きあって、ピッチをとらなきゃいけない。ちょっとでもピッチが甘いメンバーがいると、とたんに和声感がダラケた気持ち悪いコーラスになる。聞き合うにも下手に聞きあって全員でピッチがドリフトしていっても、これまた気持ちが悪い。各人がしっかりピッチとテンポ感持ってる必要がある。
「芸は心」とはいえ、気持ち悪いものは心以前。はっきり気持ち悪い。アカペラは怖い。

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コメント

まいどです。

合唱経験者から一言。その通り。歌っていてイヤになることがホント多かったな。不思議なもので、ピッチは下がるのがほとんど。仕方ないので下げて合わせてました。

アカペラには「絶対音感」が必要だな、とつくづく思いましたね。音を聞いて恩命だけでなく周波数までわかるようにならないとダメなんでしょうね。tonさん、いきなり440Hzのラの音を出せるかって聞かれたら出せる?おれ?まず難しい。上下2,3Hzくらいなら自信あるけど。

投稿: をーつき | 2008年4月13日 (日) 21時12分

>をーつきさん
>合唱経験者から一言。その通り。
これ、前に書いてくれたよね。聞いててそれが分かったよ。

>いきなり440Hzのラの音を出せるか
やってみた。いきなりやったらちょいと下だった。AとG♯の中間より若干Aよりの音。ぼくはどうやってその音に至るか? 僕はある曲のあの音が440のAだって記憶で、その音を出してる。ほんとアカペラの難しさが分かるよ。

投稿: さかた(Ton) | 2008年4月13日 (日) 21時48分

アカペラ大好き一太郎です。
かなり前ですが、遊びでアカペラ、何度かやったことがあります。So much in love とか。録音を聞くと酷いもんで、とてもヒトサマに聞かせるレベルのものではありませんでしたが、自己満足度も相当なものがあるので、懲りずに3回くらいやりました。
若気の至りってやつですね。(^^ゞ

最近はもうだいぶトシのようですが、アメリカの某有名アーチストのアルバムで1曲だけアカペラ曲があり、そのアーチストがコンサートで唄ってるのを聴いたことがあります。で、ためしにそれを聞きながら一緒にギターを弾いたところ、最初と最後で半音くらい下がってました。
私はそのアーチストが大好きだし、ノリもよくて、そのアカペラ録音をとても楽しく聞けましたが、こういうプロの超有名ミュージシャンでも音程が下がるんだーと少々驚いたことがあります。
絶対音感を持ってる人だと、やっぱしこういうのって気持ち悪く感じるのでしょうね。

投稿: 一太郎 | 2008年4月13日 (日) 21時56分

>一太郎さん
気持ち悪く感じる場合と感じない場合あるね。やっぱり聞きあって、お互いがそれなりにいい相対音感もってるグループは下がっていっても気持ちいいんじゃないかなぁ。下がった分逃げるようにまた下がって言っちゃう感じだと気持ち悪いんじゃないかなぁ。

>絶対音感を持ってる人だと、
>やっぱしこういうのって気持ち悪く感じるのでしょうね。

絶対にAは440でないとって、思い切り訓練で付けられちゃった絶対音感は逆に不便らしいですね。オーケストラとかでは絶対使えないとか。岩城宏之さんはそういう絶対音感の持ち主を「絶対音痴」と呼んだっちゅー本、読んだことあります。

投稿: さかた(Ton) | 2008年4月13日 (日) 22時58分

>ある曲のあの音が440のAだって記憶で、その音を出してる

私も似たようなので、笑っちゃいました。
ちなみに私の場合、モーツァルト;アイネクライネナハトムジーク1楽章冒頭のGです。相対音感でAに。でも、うちの楽団チューニング442Hzだったので442かも(^-^;)

絶対音感の人は、キーを少し変えるとか、柔軟に対応するのが難しいらしいですね。

投稿: IE(treble) | 2008年4月16日 (水) 22時20分

>IEさん
>私も似たようなので、笑っちゃいました。

この方法使えますよね。
何の助けも借りずにAに辿り着くのは僕ぁムリです。

>モーツァルト;アイネクライネナハトムジーク
>1楽章冒頭のGです。

たったいまカミさんに「歌って」って言ったら、彼女「F」音から歌い出しました。記憶はどうしてもピッチが下がっていくんですかね?

>でも、うちの楽団チューニング442Hzだったので442かも(^-^;)

440にこだわる必要はないんですよね。IEさんはヴィオラだけど、この2Hzで楽器のトーンのツヤの変化。やはり感じますか? ヴァイオリンとかの方が顕著なのかな。ベルリンフィルあたり(A=444Hzとか?)のオーボエ奏者が日本のオケにソリストとしてくると苦労するらしいですね。リードをどんなにひき抜いても、合わないとかで。。。

>絶対音感の人は、キーを少し変えるとか、
>柔軟に対応するのが難しいらしいですね。

岩城宏之氏の言う「絶対音痴」だけじゃなく、最相葉月『絶対音感』で僕も読みました。街で聞く音が総て音符となって攻めてくるから気が狂いそうになるとか。A=440を基準とするスケールで奏でられていないと、ひどく気持ち悪くなるとか。友人でもいましたよ。かえってカワイソウですよね。ただびっくりします。僕が下駄で歩いてて「お前の右足の下駄がB♭で、もう片っぽが…」とか耳で聞いただけで言ってくると(^_^;;;)。

投稿: さかた(Ton) | 2008年4月17日 (木) 00時05分

カミさん、管楽器とか、移調楽器やってました?あまり聴かない曲では、記憶の調が上にも下にも変わることありますが、メジャーな曲では、私はありません。

えーっと、室内楽団では、私バイオリンでしたが(^-^;)でもベースのほうが、得意ですが(笑)
442Hzと、440Hzの音の感じですが、聞き比べなければ、私にはよくわかりません。でも、442Hzと443Hzの違いは、けっこう気になります。日本のオケでは、ほとんど442Hzじゃないのかなと思います。


足の音の違いがわかると、歩く重心バランスとりやすいように思います(笑)

サカタさんのコメント読んで思ったのですが、絶対音感の人って、440基準の平均律で音を聞くのでしょうかね。440Hzチューニング(笑)の絶対音感の人がいても、442Hzの絶対音感の人がいてもいいと思うし、平均律と純正律では、音の幅が違うし。
結局どの音雰囲気で絶対音感を獲得したかが、問題のなのかなぁ。

投稿: IE(Treble) | 2008年4月19日 (土) 20時12分

>IEさん
>カミさん、管楽器とか、移調楽器やってました?

ちゃんと独学したのはギターだけですね。
高校時代は僕よりいい音出してました

>ベースのほうが、得意ですが(笑)

ベースって楽器、慣れてないから、ベースラインを耳コピするのってホント苦労する。ホントに低い方の音だと音が違うのは分かるんだけどピッチの違いから感じるサウンドカラーがイマイチ不明瞭で。。。ただこれがないと、ほんと音楽が「出汁の入ってない味噌汁」状態になる(それをあえて狙う音楽もあるけど)。重要ですね。

>442Hzと443Hzの違いは、けっこう気になります。
面白いなぁ。ここの1Hzの感じ方の相違が

>日本のオケはほとんど442Hzじゃないのかなと思います。

N響の首席オーボエ・茂木大輔さんの本にも「N響は442Hz」って書いてあった。いかにオケ全員を納得させることの出来るAを出すか、の苦労が書いてありました(^^)。

>足の音の違いがわかると、
>歩く重心バランスとりやすいように思います(笑)

たぶん僕の重心バランス崩れてたんでしょうね。下駄の持ってる固有周波数もあると思うけど、そっちの方が大きいだろうな。

>絶対音感の人って、440基準の平均律で音を聞くのでしょうかね。

なんでしょうかねぇ?? ただ30年くらい前の絶対音感教育はA=440で大体がピアノでの教育だったからそうなってくるんでしょうか。

>平均律と純正律では、音の幅が違うし。

普通に快感原則で3度ハモりすると純正律に近づくのかなぁ。純正律だと転調は考えられないんですよね。平均律あっての転調なんですよね? ちがったっけ?

>結局どの音雰囲気で絶対音感を獲得したかが、
>問題のなのかなぁ。

絶対音感持ってるやつが「ソにはソの色がある」とか言ってたなぁ。オリヴィエ・メシアンもそんなこと言ってたとか。。。

投稿: さかた(Ton) | 2008年4月19日 (土) 23時29分

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