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2008年7月31日 (木)

輪行袋

「ねぇ。この黒きモノ(袋)、なぁに?」
カミさんが言った。ウチの夫婦は語彙がヘンだ。^_^;;;

僕「ああ、それ? 『輪行袋』」

カミさん「え!? 
『淫行』袋!! キャー、なにそれ

僕「淫行じゃねぇ、輪行だ!
   電車に自転車乗せる時、これで包むの!」 

話してるだけでオモシロイ、ウチのカミさんです^_^;;;。
今日は代休がとれた。GIANTの輪行の練習に、どっかいこうっと。

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2008年7月28日 (月)

ワープロと英文和訳

いま仕事で第二次大戦中・アメリカ軍による日本空襲の作戦任務報告書(Tactical Mission Report)を翻訳してる。当時のアメリカ軍の「攻撃の目的・攻撃目標の状況調査〈空中写真使ってオソロシクつぶさにやってる〉・損害を最小限に抑えて攻撃するための方法を、各作戦を連携させてはっきりさせ、その結果をひとつひとつしっかりと検証し、次の作戦に活かす姿勢」は、仕事をする人間としてはとても感心する。戦争は許し難いものだけどね。職場だけではやりきれないので、家でも少しずつ翻訳してる。努力不足で実力はないが、英語はキライじゃないから楽しい。原史料の語るものは多い。

ワープロ使いながらの翻訳だと、まず頭から訳して入力してっちゃう。こんな具合

〈原文〉
The 73rd Wing was to dispatch 3 B-29's to Iwo Jima on the night before D-day to coordinate briefing and take-off plans with the 7th fighter Comand.

〈第一段階〉
第73航空団は 派遣することになってた(be toを"予定"のニュアンスでとった) 3機のB-29を 硫黄島へ 作戦決行日の前夜に 調整するために 作戦直前打ち合わせ(briefing)と離陸プラン 第7戦闘機集団と

でもって、そのつぎに日本語として意味通じるように訳す。大体この段階で「ん? なんかどっかの単語やイディオム、オレ、ニュアンス違えてるぞ(^^;;)」って気付く(か、ナニ言ッテンノカワカンナクて頭抱える・笑)。受動態のままの翻訳って日本語には不自然に感じること多いから、能動態的な翻訳になおしちゃうこともある(何故そこが受動態で書かれてるのかにも、伝えたいニュアンスありそうだなぁ^_^;;;)。僕は何が書いてあるのかを自然に知りたいから、あまり「直訳」にはこだわらない。でもって最終的にこんな形に訳した。

第73航空団は、第7戦闘機集団との作戦直前打ち合わせと離陸プラン調整のために、作戦決行日の一晩前に3機のB-29を硫黄島へ派遣することになっていた。」

こうやって頭からまず訳し・並べ直すのを、頭の中でなく画面に入力して出来るって、ワープロは便利だし、面白いな~。

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2008年7月27日 (日)

「集中」できる幸せ

子どもがいると「何かに集中する」ということが難しい。
集中した瞬間に事件が起きる。

カミさんも先日、次男を耳鼻科に連れて行った待合室、ふと長男の友達のお母さんとの話に集中した瞬間に(お母さんを忘れたい瞬間ってある。痛いほどわかる)、とんでもないところから次男が飛び降りてほかの女の子と頭同士ゴッツンコ。怪我させかけた。相手のお母さんはエライ剣幕で「この子(ウチの次男^_^;;;)が落ちてきたんです!!」って金切り声。最後も「怪我がなかったから、いいです!」って言われたとか。「怪我があったら」と考えるとゾッとしたって。昼間にに本を読んでると次男にジャマされるし。「自分に戻れる時間がない(T_T)」って言ってる。

今日は、カミさんが子供会の役員として夏祭りの準備にいってる間、僕はガキ共連れて別のお祭り行ったりしてすごした。当然僕としてやりたいことはあるけど、上記の理由があるから集中してやることはムリ。子どもが一緒にいる以上、いつでもやめられることをやらざるを得ない。同じ悩み、懇意にさせてもらってるある大学の准教授さんも言ってた。

でもカミさんが帰ってきて1時間ばかり時間が出来た。なので久々にカラオケ行って、サンタクルーズをストローク中心でフルパワーで弾いてきた。やっぱりアコースティックギターは思い切り弾いてやってナンボだな。気持ちよかった。いいギターだ。

さっきカミさんと手分けしてガキ共風呂入れて、いまカミさんが寝かせてる。寝てくれたらやっと集中して仕事が出来るぞ(^^)。早く寝ろ~(^^)

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勉強すら出来ねぇよ

朝からカミさんは、町の夏祭りの準備に出ていった。子供会の役員として。ガキ二人連れて。その間、ウチのこともしておくつもりだが、悪いが、仕事の勉強もさせてもらう。そのつもりでいたら。。。

次男が行きがけふざけてて、ウチのマンションの階段を数段落ちやがった。大したことなさそうだから、そのまま連れて行ったけど、帰ってくるかもしれん。心配の種が増えた。泣き声に心配もしたけど、同時にむらむらと腹が立った。

子どもがいるとこんなんばっかりだ。大人相手だと考えられない、余計なハプニングが増える。何の予定も立たん。勉強もギターも満足に出来ん。僕は幸せであり、たしかにかわいい。が、メッチャクチャ腹も立つ。最低な父親で結構。これも僕だ。

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2008年7月24日 (木)

自転車通勤、はまりそう(^^)

Image001 さすがに仕事帰りにこれだけ歩けばもう飽きた(地図参照。これは今年の分でしかない)。自慢だが(決して謙遜しません)、僕は街中に関してはかなり方向感覚が鋭敏。道に迷いたくてしょうがないのだが、どうやっても迷えない。歩いているうちに結局知った道に必ず出てしまう。

だもんだから今日、半休とったついでに職場までの自転車通勤、やってみた。相模原から国立まで21キロを1時間10分だった。これ、面白かった。毎日やるのはツラいけど、週末に隔週ならできそう。ギターの朝練しないで自転車出て、どこか見学&写真撮影して出勤するの、いいな。帰りがけに一駅歩くのだともういけるところはほぼみんな行ってしまった。

これすら飽きたら僕はどうすればいいんだ。
車はイヤ。早いだけで止めるにも景色を凝視するにも不自由な道具。僕にはあれは点と点の間を結んで、荷物や人をたくさん運べる便利な移動手段に過ぎない。身の回りにある大切な物をしっかり眺める道具としては不向きだ。スポーツカー乗ってガソリンを大燃やしして水と二酸化炭素と窒素酸化物をまき散らし、速度違反しながらエンジン音とスピードの官能に浸る趣味は僕にはない。

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2008年7月20日 (日)

長男、初勝利!

今日のサッカーの試合、長男のいるチーム、初勝利!
これまで10試合以上、破竹の連敗!?を続けてきただけに、僕もカミさんも嬉しい! そんな記念すべき時を今日連れて行ってくれた義父母に見てもらえたのも素敵だ! さっきお風呂で長男も興奮して今日の試合を実況してくれた。スポーツは勝負だ。勝ちの味は絶対に知る必要がある。いままでの負けも含めて、これが長男のこれからの糧になってくれるといい。

さぁ、飲むぞ(ッテチガウダロ・笑)

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110番&次男の嘔吐

今朝4:45am、ガチャーン、ドスーンとすごい音。
またうちの前の交差点で事故。3日前にもあったばかり。

すぐ出てって見ると今度は軽ワゴンと2tトラック。トラックの方は軽ワゴンとぶつかった後に電柱にもぶつかって足下ぺちゃんこ。足が挟まってドライバーが出られなくなった。すぐ電話したが警察も救急もなかなか来ない。隣のおじさんと「もう一度呼ぼう」ってことになってウチから再度110番。でもその電話中、5:03amごろに警察・救急・レスキューが来てドライバーを救出した。
野次馬でいても現場の迷惑なので、自転車で散歩に出た。最近週末は近くの坂を25分ばかり走ってる。そしたら走り終えたころカミさんからメール「○△(次男の名前)が調子悪い。帰ってきて」。帰ったらおなか痛がってる。そうこうしてるウチに胃液っぽいものちょこっと吐いたら落ち着いた。

まぁ朝からいろんなことがあるなぁ(^_^;;;)。
今日はカミさんは次男連れて子供会の仕事(夏祭り準備)に僕は午後休日出勤、長男はサッカーの試合でこれは義父母に連れて行ってもらうことになってた。次男連れての子供会はアウトっぽい。僕もギターの練習はお休みにして(そんな気分にまではならない)、次男の様子を横目でちらちら見ながら、今日の休日出勤で必要な英文の和訳作業してます。たんたんと次善策を考えて動く。したたかになったなぁ、ウチら夫婦も(^^)。

だけどもう何度目だ、ここの事故。数え切れないぐらいある。どちらも優先道路とカンチガイするんだな、ここ。不思議なんだけど。僕はかなり注意してここ走ってるけど、僕が優先道路として走ってる時に突っ込まれたら防ぎようがないな。事故は怖い。

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2008年7月17日 (木)

サンタでのスリーフィンガー練習、××!

メトロノームを相手にした、サンタでのスリーフィンガー夜練(弱音器付き)は、やはりカミさんからストップがかかった。何度も反復練習して、トーンを揃えていく。これやるとちゃんと演奏の精度は上がるし、音楽としてちゃんと聞こえるようになってくる。でも、聴かされる方には音の拷問だそうだ。サンタがまたよく鳴るだけに、弱音器がついてもガンガン叩かれるようだって。僕が一生懸命やってるから、言うのは憚ったらしいけど、今日「ほんとはどうなの?」と聞いたら、そう答えてくれた。

もうサンタでのスリーフィンガー練習は諦めた。悲しいがサイレントでやるしかない。家族を不幸にしてまで、僕がギターを弾いてはいけない。

そもそもアマチュアでやってる人間の95%は、やってる本人だけが気持ちいい、知り合いでないごくふつうの他人の聴き手からしたら、別にやってくれなくてもいい人。そんな人間が勝手にも人前でやろうというなら、タレ流しでない、短い時間でも客観的に自分を聞いた練習が必要なんだけど(しない奴はマスターベーションに過ぎないホントの公害)、下手くそなだけにそれやるだけでも迷惑なんだよな。悲しい趣味、選んじまったなぁ(T_T)。ギターやめて自転車に鞍替えした方がいいかなぁ。。。(T_T)

本気でやるなら練習室、マジで考えないといけないんだろうな。ごまかしは利かない。

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2008年7月16日 (水)

渋谷に行った

先週の土曜日は、JIROさんのblogに集う人たちのオフ会があった。yuu_uratさんが選んだお店、渋谷のタイ料理店「sawadee」で。ここのトムヤムクンは僕にとって革命だった。いままで「酸っぱいだけのまずいスープ」だったのが、酸っぱさと辛さとコクのハーモニーがすばらしい、メッチャクチャ美味しいものだと見方が変わった。いままでまともなものを食ってなかったんだろうな。

Dscn6756 待ち合わせ時間の前に渋谷のヤマハで楽器をながめにいったら、看板建築のレトロな建物があった。もう取り壊し寸前。道玄坂の40年前はこんな建物がまだまだあったんだろうな。

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2008年7月15日 (火)

弱音器つけて夜練

サンタ&メトロノームを使ったスリーフィンガーの練習は、嫌いな弱音器を付けて夜に行うことにした。ブリッジ根元に付ければ、それなりにサスティンが残る。そして夜やる方が家族にとっての"騒音感"が小さいから。きっと近所にとってもそうだろうと、勝手に解釈(^_^;;;)。

ところで「歌、音楽は心である」、この言葉たしかに正しいが、練習不足の言い訳に使われた時はキライだ。心があるなら練習しなさい、と思う。

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2008年7月14日 (月)

やっぱりうるさいSanta Cruz

サウンドホールにフタをしたサンタ使って、朝練でメトロノーム相手にスリーフィンガーの練習をしているが、カミさんから苦情が出た。「やっぱりうるさい」って。ストロークやスリーフィンガーではやっぱりこれでも足らない。なので明日からはスリーフィンガーの練習には、ブリッジあたりにティッシュを一枚かませることにした。サスティンはなくなるが、しかたがない。ここを追い出されるわけには行かないから、これで乗り切ろうと思う。

サイレントギターとサンタのフィーリングの違いは如実。短い弦長のサイレントで容易に弾けてもサンタではダメ、ってことがままある。夜練習すればいいんだけど、ガキ共が起きてる時間だと、練習してる横で次男に楽しげに別のギターを鳴らされたりして(音楽キライになって欲しくないから下手に叱りたくない)、ジャマ。朝のこの時間に逃げ出すしかない。でももうサイレントには戻りたくない。メインギターはやっぱり日常的に弾いていないと、ステージで安心出来ない。なんとか弾き続ける方法を考え出そうと思う。

ギター用にこんなミュートがあってね。欲しいんだけどなぁ。サスティンを損なうことなく音を小さくしてくれるとか。でも生産中止(T_T)。ネットオークションとかで探しても、これは出ない。生産再開してくれないかなぁ(ちゃんと生産元にメールでお願いしたけど、その予定はないって(T_T))

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2008年7月13日 (日)

Pat Metheny Flash Homepage

職場には定時よりちょいと早く行っている。勿論、定時の時間内にはお客様もあるしそんな仕事の仕方はしないが、定時時間以外に自分一人で単純作業する時なんかは音楽があるといい。
そんなときにかけてるのが表題のホームページ。作曲家&ギタリストのパット・メセニーのオフィシャルサイト。「Pat Metheny Radio」ってコーナーがあって、パットの代表曲のサワリをたくさん聞ける。このchannel 1が僕のオキニ(^^)。Last train homeもあるしね。これをかけながらだと単純作業も快適に出来る。ウチでもそんな風に使ってる。茶碗洗いも終わった。カミさんはガキどもを寝かせに入ってる。今日は久々のお休み。家族4人、いい一日だった。これからコイツでパットを聞きながら、また一仕事(^^)。いっちょやるかぁ(^^)。

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2008年7月 9日 (水)

宮本文昭『オーボエとの「時間」』

オーボエ奏者(だった)宮本文昭氏の本、すごくよかった。
ガツンと感じたことは一つ。あなたの経験はあなたのものであり、あなたの人生でしか本質的には役に立たないし、僕の経験も僕のものであり、本質的には僕の人生でしか役に立たないってこと。同じオーボエ奏者の茂木大輔さんの本を読んでたのもあってすごく「感じ」た。

別に音楽だけとは限らない。志を持っている&志を探している人にとってはすばらしい示唆に富んだ本!! よかった!

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2008年7月 7日 (月)

ギターを毎日出す

Dscn6653_320 サンタクルーズのサウンドホールに蓋をした。楽器屋さんで買ってきたフタをピックアップの部分を抜くように細工して。よく鳴るギターなだけに、こういう音小さくする工夫してやらないと、ご近所や家族にとっては「音の凶器」でしかないから、ここに住めなくなってしまう。練習となるとマトモに聞こえるようになるまで同じフレーズを何度も繰り返したりするからね。僕は気持ちよくても、聞いてる人間からしたら雑音でしかない。これで音がそれなりに小さくなって、一部屋「完全」に締め切ればなんとか朝練に使えるかな(不安はある)。やはりメインギターは毎日触って仲良くなりたい。いままで日常的に弾き慣れてないから、左手の押弦や右手の弦に対するキャッチ&リリースのメリハリも甘く、汚いビビリ音が多い。ギターが悪いのでなくてこれは僕の責任。とにかくコイツと仲良くなる時間を増やしたい。

いま仕事から帰ると、毎日サンタをケースから出している。そして朝会社行く時にケースにしまう。それを日課にしている。たとえ疲れたりして弾けなくても。ケースに入れっぱなしだと、ケースの中でギターが湿気だらけになって黴びてしまう。昼も出しっぱなしに出来りゃいいけど、帰ってくるまでに次男に破壊されちまう。地震があった時怖いしね。

改めてコイツ、いいギターだ。サウンドホールにフタしても、ちゃんとボディが鳴っていいTone出してくれる。惚れ直してます(^^)。

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2008年7月 5日 (土)

String Stopping

マイケル・ヘッジスのAerial Boundariesに挑戦開始してみた。徹底的に無駄な音の消音(string stopping)にこだわってみようと思う。とはいえ、気合いを入れたら疲れるから遊びながら(笑)。いつまでなんて決めずに10年ぐらいかけてやろうと思う(^_^;;)。ただ「消音」にだけは気を遣いながら。DVDでヘッジスの手許の研究、しないとな。

いままでの僕のレパートリーにマイケル・ヘッジスの曲は、「Ragamuffin」「Bensuzan」「Layover」とある。この辺の曲消音(string stopping)はルーズでも弾いたふりはできる。僕のプレイはそんなレベル。全部「ようなもん」(笑)。あのサウンドじゃない。リズミックなアプローチは僕も自分のギタープレイに欲しい。だからstring stoppingに挑戦してみる。エフェクトよりも楽器よりも、ヘッジスのあの曲想、パーカッシブさ、サウンドを実現しているのは何よりもこのstring stopping。いちどレパートリーにした曲でやり直すのは疲れるからイヤ。なので、いまレパートリーになってない曲で気ぃ長くつき合ってやろうと思う。

耳コピ&採譜熱は少し収まった。ここのところ採譜orアレンジした曲から、練習再開してみたい。気に入ってきたら、クラスタのフリーコンサートあたりで弾いてみようかな。でもって、My Soundにアップでもしようかと思う。

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2008年7月 1日 (火)

蓄音機の音

30日(月)、多摩地域のある方のお宅にいって「蓄音機」で音楽、聞いてきました。仕事でも関係があるだけでなく、僕の古い趣味「アマチュア無線」の世界でも二文字コール(JA1**って**の部分が2文字のコールサイン。昭和20年代ころにはじめた人がそう)をもつおじいちゃん。

Credenza 聞かせてもらったのはVICTORのクレデンザ(Ser.No.36494)という蓄音機。エジソンスタイルのシリンダ型ではなく円盤式のレコードをかけるタイプ。一瞥した時は「仏壇」かと思った(^^;;;)。かけたSP盤は、このおじいちゃん思い出の昭和10年代の歌謡曲、東海林太郎や渡辺はま子。
現在のCDで聞けるような、クリアで様々な楽器の音色が聞き分けられる音ではない。鉄針でSP盤をある意味「削り」ながら音を出していくし、それなりにノイズが乗る(昔ある程度聞かれたレコードをかけているからっていうこともあると思う)。ただ暖かい音。蓄音機から飛び出す声がやさしい。
僕やカミさんの大好きな「蘇州夜曲」で有名な渡辺はま子を、発売当時の昭和10年代のようにSP盤&蓄音機で聞かせてもらえたのが嬉しい。「忘れちゃいやよ」って曲だったのだが、途中の詞で「ネェ」って甘える声があり、これが色っぽすぎて発禁になったという。その当時ならわかる気がする。でも、これに比べたら今の時代の歌なんざ、もう・・・・。たしかにハイトーンが魅力的な渡辺はま子。この時は「蘇州夜曲」のSP盤が出てこなかったのだが、聞けたら良かったなぁ。。。。

Turntable_2 ターンテーブルを回す動力はゼンマイ。そして鉄針がレコードの溝から拾った震動を、針の付いたトーンアームの管と筐体の構造だけで増幅する。それなのに結構でかい音がするのに驚いた。普通のラジカセの中ぐらいちょい上のボリュームまで上げたぐらいの音量といおうか。ボリュームはある意味観音開きに付いた前部のドア、閉めるとBGM的な音量になる。

Kikaisiki_2 録音方式による音の違いも聞かせてもらった。1925年頃に始まったマイクロフォンで集音した音を電気的増幅して、SP盤原盤をカッティングしてゆく「電気式録音」。それ以前は管楽器チューバのベル(花のように開いた部分)のさらに親玉みたいな集音器の前で大声で歌って、その震動でそのまま原盤をカッティングしてゆく「機械式録音」だった。その方法で作られたオペラ「椿姫」のアリアを聴かせてもらった。電気式録音にくらべてまず音が小さい。でも、これが基本の音だったんだな。

蓄音機は筐体自体がスピーカーであり、またギターと同じく楽器なのかも知れない。このクレデンザの筐体の材質はマホガニーだった。僕はギターを弾くから、マホガニーとローズウッド、それなりに楽器の木材の違いと音の違いのイメージは持ってる。マホガニーのギターはタッチに対する反応が早く澄んだ音、ローズウッドは反応は若干遅いが重くしっとりと持続性のある音ってイメージ持ってる。蓄音機がマホガニーで出来てるってことは、それなりに筐体でも音の分離性を求めてのことなのだろうか。ここでローズウッドとか使ったら、もっとこもったような重たい音になってしまうのではと感じた。

こうした構造が今のスピーカーの筐体内の構造にも生きているのかなぁ。無論今は電気的なスピーカーがあるから、これほど筐体内の構造で音を増幅するような仕掛けは逆に嫌われるのかも知れない。推測に過ぎないけど。ただここでされた工夫のなんらかが今の構造にはきっと生きていると思う。得難い経験、させてもらいました。

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