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2008年8月 1日 (金)

あざみライン、登ってきた(^^)

Map7月31日は代休がとれたので、輪行(鉄道等の交通機関に自転車をバラして乗せて移動すること)の練習に、前々から行きたかった富士あざみライン(地図参照)に行って来た。御殿場まで輪行し、そこから走る形で。
11:20頃に御殿場到着。初輪行なのでゆっくり自転車を組み立て、御殿場市街でゴハン食べて12:00。サイクリングをスタートする。

Iriguti 僕の登坂は止まりそうなスピードで走る「鈍亀走法」(^^)。つーか毎日乗ってないからこれしか出来ない(笑)。だから御殿場市街からあざみラインの入口(写真)までですら55分くらいかかった。あざみラインの入口には浅間神社がある。ここに無事を祈って合掌・一礼し、登り始める。

JIROさんJINさんのBLOGで見た「富士国際ヒルクライム」のスタート地点。東富士五湖周遊道路のガードくぐってすぐの所なのね。JIROさんBLOGで見ていた景色が、ひとつひとつ繋がってゆく。でもってその地点から続くひたすらまっすぐな登りで、すでに12%の勾配がある(^_^;;;)。トレーニングをしていない僕は足を売り切ったらオシマイだ。28×28を選択する(まだリアのギア一枚の余裕がここではあった・笑)。ひたすらジリジリ登る。その直線の登りが終えようとする2.9km地点、ここでボトルケージに入れたペットボトルを落としてしまった。まずここで一回目の足つき。
気合いの入った自転車乗りは登坂途中の足つきを嫌う。大学くらいまで、もっと乗っていた頃の僕にも、確かにそんなプライドはあった。でもいまの僕は全く自転車に乗れていない。プライドを守るだけのトレーニングをしてないから、プライドはジャマなだけだ。でもこうして登るのは好き。だからプライドは捨てた。何度足をつこうが、あざみラインのピークに辿り着けばいい(^^)。

Bird_wall 3kmポストのあたりに鳥の絵の描かれた壁がある。これも誰かのブログで見たなぁ。12%の直線登坂を終えると、九十九折りがはじまる。このあたりはまだ優しかった。登りながら「こんなじゃねえだろ? え、あざみラインさんよ」とつぶやいたりしながら登ってた。あざみラインがその牙を剥いたのは、6kmポストあたりにある「旧馬返し」からだった(^^;;;)。
Azami_profile この傾斜断面図(あざみライン入口-あざみラインピーク)だと少々わかりにくいかもしれないけれど、登り始めから6~8.5kmあたりから確かに急になる。「馬返し」の地名も納得だ。このまま意地張ったら売り切れるのわかってるから、ここで第二回目の休憩を入れた。御殿場市街で用意した1リットルの水はここまでで3/4を消費していた。しかもここで時間はあざみライン入口から1時間10分。もうこの時間でレースに出る人たちは登り切ってるのだ。ここのヒルクライムに出る皆さんの練習ってすごいと思う。
Zigzag JINさんのブログで「あざみラインでは、34×27でも回すことなど出来ない。蛇行しないようにひたすら踏んで踏んで踏みまくるしかない」とあったが、練習無しの僕に蛇行無しの直登なんざムリ(笑)。28×34の軟弱ギアで車の走行音に耳を澄ませ、ジャマにならないように注意しながら恥も外聞もなく蛇行で登る(どれほど蛇行してるかをGPSの記録でご覧下さい・笑)。7.5Kmポストあたりで3回目の休憩を入れた。この辺が22%勾配なのかな。すげぇもんだ。登っても登っても坂だ。これをノンストップで登れるなんてどうかしてるよ。ほんと尊敬する。

しかし、鈍亀の僕にしかできないこともある。8kmポストのちょい手前。登り方向の左側の道ばたに10円落ちてた(笑)。拾う余裕はなかった(笑)。ガシガシ登る彼らには見つけられないだろう(^_^)V(アホかい>自分)

8.5kmあたりから若干勾配が緩やかになり、28×28(それでも軟弱)に入れる余裕もある。ここで4回目の休憩(ここでとうとう水は飲みきった)。また10km過ぎからはサディスティックな坂が続く。11kmまでいったところで霧が濃くなってきた。ライトは持ってきたが装着するのを忘れていたのでここで5回目の休憩。ライトを点灯する。こちらは鈍亀、売り切れ寸前(笑)。小さな明かりででも対抗する車に気付いてもらえなければ危険だ。

Azami_peak 霧の中進むと12キロポストあたりに交番が見え、誘導の人が立ってる。何かあったのかと思うと、「あとちょっとだよ」って。「どのくらい?」って聞くと「100m」。それほど視界がなかった。で、ゴールしました。2時間38分もかかりやんの(^^)。でも休みながらも登った。足ついたところからはまたこいで登った。「押すことだけはすまい」、その程度の意地は張った。それにしてもここを1時間足らずで登る人たちが、いかにたくさん練習しているか、それが身体でわかった。身体の底から尊敬する。

こんどはもっと休憩入れながら、たくさん写真撮りたいな。あざみラインは急勾配でガンガン高度あげてくから、沿道の植生がみるみる変わってくのね。樹木図鑑もって何度も止めていろいろ考えながら登ったらさらに楽しいだろうな(^^)。そうそう帰りは2キロポストあたりの12%の坂でシカにも出会ったし(^^)。鈍亀の良さはここにあるのだ(^^)。また行きたいっす(^^)。

こんな僕でも、あざみ会には入れてもらえるのかな?^_^;;

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コメント

おはようございます。何か最近寝付きが悪くて困ってます。

>それにしてもここを1時間足らずで登る人たちが、いかにたくさん練習しているか

このあたりに、「交通機関」としての自転車の限界が見えますね。ツール・ド・フランスとか見ていると、とんでもない錯覚を起こしてしまいがちですが、どう転んでもあのスピードは達成できません。アベレージ50km/hなんて。自動車と同等の性能を自転車でたたき出すためにはそれだけの筋力が必要ということでしょう。「乗り物」ではあるけれど「交通機関」とはなりえないですね。

ただ、私は好きです。なぜなら「交通機関」ではない「乗り物」だから。生物としての限界を知ることの出来る、数少ない乗り物のうちの一つとして、愛して止みません。

ですが、腰痛持ちのため椅子付のみです。(笑)

投稿: をーつき | 2008年8月 1日 (金) 00時23分

ついに行っちゃったんですね、地獄の一丁目に。

これは僕も行かずばなるまいか…

しかし、読んでるだけでめまいがしてきます。何故こんな道を造ろうと考えてしまったのか。等高線の入ったコースマップを見てるだけで笑えますね。

ふぅ…

投稿: dog_song_jack | 2008年8月 1日 (金) 09時53分

>をーつきさん
>「乗り物」ではあるけれど「交通機関」とはなりえないですね。

ところがどっこい、都心部では別かも。自転車で移動した方が早い場合がある。自転車の書類速配便もたくさん走ってるしね。こういうプロの人たちには少ないとは思うけれど、交通ルールの乱れもあるようだよね。自分も交通ルール、最近、気をつけ直してます。

>生物としての限界を知ることの出来る、
>数少ない乗り物のうちの一つとして、愛して止みません。

そうだよね。自分の力を如実に知ることが出来るね。


>dog_song_jackさん
>ついに行っちゃったんですね、地獄の一丁目に。

いや、全然「地獄の一丁目」じゃなかったっすよ(^^)。疲れるけど僕、「鈍亀」ですから。ぜぇぜぇするほど追い込まないので。
「Steep Way to heaven(天国への急坂)(笑)」でした。平均時速4.6km、ほんと歩くスピードです。これならだれでも出来ます。これでも僕は自転車で登るのが大好きです(^^)。

>これは僕も行かずばなるまいか…

こんなメタボデブオヤジが休み休みで登るだけなら登れるんですから、あまり難しいこと考えずに是非行ってみましょうよ(^^)。行って体で知っちゃった方が対策立てやすいでしょ(^^)。ただインナー34にリア27くらいのギアはあった方がいいみたいです。こないだTyrellとフリーを付け替えてたみたいだから(たしか11-27かなんかでしょ)。フロントのインナーだけ差し替えればいいんじゃないでしょうか

>等高線の入ったコースマップを見てるだけで笑えますね。

見事っすよね。等高線の間隔のつまりだす、傾斜が急になるところからつづら折りが始まる。

投稿: さかた(Ton) | 2008年8月 1日 (金) 17時16分

GPSの軌跡を載せるTonさんが好きです(^_^;)

サイクリングのつもりなのに…
頑張らざるを得ない坂だったでしょ?

投稿: JIN | 2008年8月 1日 (金) 17時42分

23x34とか、時速4.6キロとか、むしろビビりますよ。

しかし、JINさん、あざみで入賞ってスゴすぎ。リアルクライマーですね。

投稿: dog_song_jack | 2008年8月 1日 (金) 20時11分

>JINさん
いらっしゃいまし(^^)。

>GPSの軌跡を載せるTonさんが好きです(^_^;)

ここの基本は、善悪すべて出来る限り、
僕をハダカにする、方針ですので(笑)。

>サイクリングのつもりなのに…
>頑張らざるを得ない坂だったでしょ?

ははははは(^^)。ほんとそうでした。6kmからさきはほんと激坂でしたね。ふと緩いところが来ると、ほかの峠ならキツイと思う勾配なのにほっとしてしまうぐらい。
こうして自分で走った後にJINさんの今年のヒルクラレポ読むと、すごく納得出来ます。55分で登っちゃう(まるさんは50分でしょ)なんて信じられません(^^)。
ところで地図の等高線見てると、富士山に3本ある5合目行きの坂でいちばんきつそうなのがあざみラインなんですよね。ほかの2本も制覇したい想いがむずむずしてきました(^^)。きっとやってみようと思ってます。


>dog_song_jackさん
>23x34とか、時速4.6キロとか、むしろビビりますよ。
一緒に宮が瀬や半原越行った時、僕のテイタラク見てるじゃないですか。あんな練習無しのメタボ男が登るからそうなるだけですって。是非行ってみてくださいまし(^^)。

>しかし、JINさん、あざみで入賞ってスゴすぎ。

あざみを愛する人にスゴイ人、たくさんいるよね(^^)。

投稿: さかた(Ton) | 2008年8月 2日 (土) 00時34分

あざみを愛するスゴくない人です(笑)。

よく上ったね~!
最後の写真、自転車が喜んでいるように見える。
合宿しなきゃね。(^^♪

投稿: ジロー@猪苗代 | 2008年8月 7日 (木) 13時23分

>JIRO隊長
>あざみを愛するスゴくない人です(笑)。

いや、JINさんも隊長も、十分ヘンタイです(^^;;;)。それが身体でわかりました。子ども達にはこう教えてます。「いいか。特に才能がなくたって(ヨイショしないよ)、ちゃんと練習すれば、お父さんが2時間半もかかる坂を1時間で上れちゃうんだぞ。練習は大事だぞ」って。

>よく上ったね~!
これでヘンタイの仲間入りができます(^^)

>最後の写真、自転車が喜んでいるように見える。
うんうん。ただ登るだけならこれでも十分出来るんだよね。愛が増しましたよ。GIANT、大好きです(^^)。

>合宿しなきゃね。(^^♪
ヨルクラ付きでね(^^)。こっちはブッチギリで優勝です。でもJINさんあたりはアルコール燃料で動いてそうだからな。ところでさぁ、来年のあざみプロローグヨルクラ。さっさと逃げを決めた人は翌日マイヨ・グランペール(赤の水玉ジャージ)で走るってことにしたらどう(爆)。

投稿: さかた(Ton) | 2008年8月 8日 (金) 23時23分

ぶらぼ~♪tonちゃん!すごいすごい!!

あたしは先日赤城旧道を上れなくて途中で挫折して帰ってきましたよ(´_`)でもその時に出会った方が“自分は足がついてもゴールしたい”って言うのを聞いて、それはそれでプライドかなと思ったりしました。
これからはちょっと肩の力を抜いて、楽しくゴールしようと思います。
とゆ~わけで、
自宅に戻って即自転車屋さんへ直行し、27を買いましたの(笑)

投稿: ぴ~ | 2008年8月 9日 (土) 16時01分

>ぴ~ちゃん
何とか戻れてよかったす。ホント災難でしたね。

>赤城旧道を上れなくて途中で挫折
でも実際に行ってみると、自分に欠けてるもの、必要な物がわかりますよね。こんどはゲロゲロになりながらも登っちゃってください(^^)。

>“自分は足がついてもゴールしたい”
>それはそれでプライド

正直言えば、心のはじっこに「足つきなんかしたくない」「せめてあざみを1時間5分くらいでは登りたい」って思ってる自分がいます。コレでもガシガシ乗ってたこともある男の子ですから。でもそれをやるには、どう考えても物理的に練習時間が足りない。それと自転車をトレーニング的に乗り込むのはどうもつまらなくてね。やっぱりいろいろうろうろ見たいんですわ、僕は。だからプライドをもって徹底的に鈍亀&身の回りにあるものを出来るだけ利用して安く自転車に乗る・知らない場所で何かを発見する、「めちゃ高い機材などなくても、誰でも楽しめる」をメッセージしたいと思ってます。
ガシガシ乗るのは隊長に任せてます(^^)。

>自宅に戻って即自転車屋さんへ直行し、27を買いましたの(笑)

そうだそうだぁ!! ゆるゆるといきましょう!!

投稿: さかた(Ton) | 2008年8月 9日 (土) 21時51分

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