« サンタサンへ… | トップページ | 父とも飛行機見てた »

2008年12月27日 (土)

芸術なんかクソクラエ

今日、ある用件である人達に出会った。ごく普通に生きるサラリーマンのご家庭。でもすばらしい人たちだった。生活そのものが愛に溢れ、心が行き届いていて。派手なものなど一切ないが、目立たない何でもない日常生活そのものがほんと素敵だった。

ステージで何かやろうなんて奴にろくな奴はいない。目立ちたいのが基本。そんななかで才能があり(誰にでも才能があるなんてウソ、僕にはつけません)、それを誠実に磨いたものだけが、他人様を感動させ、他人様の人生に役に立つことが出来る。あとは悪いが、ステージにはいなくてもいいゴミだ(僕こそそう)。別に何も伝えてもらわなくたって、人は皆、心臓が鼓動を打つ間は必死に生きようとしている。それ以上にステージで伝えられる何かが、僕にある自信なんざねぇや。ただ好きだから勝手にやっているだけだ。

今日お会いしたご家族が誠実に生きてきた生活そのもの、それがどんな芸術作品よりも高貴なものに感じた。これ、誰でもやってることなんだよね。下手に芸やるより普通に生きてるほうがよっぽど美しいよ。芸術なんかクソクラエだ。ナマハンカな芸術なら世の中に存在する必要はない。そんなもんにごく普通の人に伝えられるものなど何もないもん。単なる表現者本位のマスターベーションに過ぎない。

|

« サンタサンへ… | トップページ | 父とも飛行機見てた »

コメント

その家族に対しての気持ちは、残念ながら私には解らない。
そう言う「すばらしさ」は一つの理解にあるけど。

私のステージ観は下記のように考えている。

普通のステージ:観客を犯す。
最高のステージ:観客を妊娠させる。
それができない奴:家で一人でやってろ。

残念ながら、私はそのろくな奴はいない部類に限りなく近い
位置にいる。耳が痛い。

投稿: italica | 2008年12月27日 (土) 21時53分

>itaちゃん
ほんと、まずは日常生活をつつがなく生きる、これだけで相当大変なことだし、すばらしいことだと思うんだよね。昨日会ったご家族見てると、それだけで立派な作品だった。生き方そのものがね。
僕もまず「家族とつつがなく生きようとする日常生活」を大事に生きたいと思った。僕にとっての音楽はその土をベースに作らせてもらうもの。オーソドックスな言葉をオーソドックスに語るだけでいい。別の世界に聴き手を引きずりこむものじゃない。そんな日常生活のなかで「いいもの」をたんたんと作ろうとしようとおもう。

投稿: さかた(Ton) | 2008年12月28日 (日) 13時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 芸術なんかクソクラエ:

« サンタサンへ… | トップページ | 父とも飛行機見てた »