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2009年1月 3日 (土)

ゴールドベルク変奏曲(GOULD 81年録音)

これ、いい! 僕にとってのグレン・グールドの聞こえ方が変わった。カミさんの持ってるやつ、実家から拝借してきて、いま聴きまくりながら家での仕事してます。実に瑞々しいなぁ。亡くなる1年前の録音とは思えない。平行して流れるいろいろな声部が絡み合って音楽が出来ていて、バッハって織物だなぁ、って思うことがよくあるけど、その各声部がとても活き活きと踊り回ってる。小さな音で聴くより、ちゃんと音量あげて細部を味わうともっといい。この27年前の録音で聴いた時はそれほどでもないように感じたんだけどなぁ。いやぁ、いいっすよぉ、これ(^^)。

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コメント

映像もありますわよん。

投稿: 調 | 2009年1月 3日 (土) 11時32分

>調さん
そうそう。映像もあるんですよね。Amazonで調べました。行った時に是非拝見させてくださいまし(^^)。ほのと音楽がピチピチしてますね。これ。冒頭のAriaからラストのAriaの〆までが、ものすごくストーリーに溢れてて映画のよう。決められた音からこれだけの物語を紡ぎ出すって、ものすごい芸術家だと思います。
そうそうmixiのほう、アルバムのご案内、ありがとうございました。後ほどゆっくり拝見させていただきます(^^)。

投稿: さかた(Ton) | 2009年1月 3日 (土) 17時37分

私もグールドのゴールドベルク、いいなって思います。
正直なところ、それまでバッハっていまいち好きじゃなかったんです。なんか難解な感じがして、モーツァルトやベートーベンのほうが判りやすくて好きでした。
でも、Tonさんと同じく (^^ゞ カミさんからグールドのことを教えてもらって聴いてビックリ、バッハなのにモーツァルトみたいに聞こえる~。
モーツァルトみたい、という表現は、詳しい人を怒らせてしまうかもしれませんが、ワタシ、クラシックの違いが判らない男なので・・・ということでご勘弁頂きたいです。
でもそういうふうに聞こえたんです。イキイキしているというか、判りやすいというか、理屈じゃなくて感覚で楽しめるというか・・・うーん、なんて表現すればいいんだろう・・・

投稿: 一太郎 | 2009年1月 3日 (土) 18時21分

>一太郎さん
アタシもちがいはわかりません(笑)。好きかキライかだけでございます。バッハもいろいろ聴くウチに聞こえ方が変わってきたのかもしれません。難度も聴いてるウチに、このゴールドベルク、オーラスのアリアがまた何とも言えないなぁ、って気にもなってきてますわ。この27年前の録音も、もう一度聴き直そうと思います。

投稿: さかた(Ton) | 2009年1月 3日 (土) 23時11分

あけおめ!

グールドのゴールドベルク、81年盤と55年盤との間に何があったか・・・それは「夏目漱石“草枕”」だと、サイドストーリー好きは言います。
草枕のキーワード“非人情”・・・アラン・ターニー氏の英訳ではdetachment(離脱、距離を置くことetc)とされているらしいのですが、81年盤は、そんなディタッチメントの結晶かと。

目と鼻と耳と口があり、同じ言葉を話している・・・はずだが、理解し得ない人と人。接触を重ねて理解すること・されること、を絶対に考えるのではなく、ただ単純に存在そのものを受容すること、そうして得られた慈しみの音がこのレコードには溢れているように思えてなりません。

一つ一つの星々は決して触れ合うことはなく、むしろ、触れ合うことがないからこそ、星座は美しい。そういう在り方を、「音楽でしか表現し得ない世界」で描くことの出来た人がグールドであり、そして、その最もたる成果の一つが、このゴールドベルク81年盤かと思われます。

ことよろ!

投稿: 岩橋 信之 | 2009年1月 4日 (日) 18時51分

>岩橋さん
今年もよろしく!

>草枕
まだ読んでねぇや^_^;;;。「それから」でいったん止まっちゃった。たしかに55年録音から後は、活動的にもdetachmentの日々をグールドは過ごしていたんだよね。確かにそんな中だからこそ、あのゴールドベルクの価値を掘り当てたんじゃないかって感じがする。別に語り合うこと、交流しあうことだけが感じる術の全てではないし。アンテナさえ鋭敏にしてあれば、世界から何かを得ることが出来る。

>ただ単純に存在そのものを受容すること、
>そうして得られた慈しみの音
ふとこのあたりの岩橋さんの文章読んでいて、「触媒」という化学用語がふと心に浮かんだ。触れることのみで触れられたものは変化せずに何かが変わっていく。それをあるがまま受け入れていく、って感じにね。

投稿: さかた(Ton) | 2009年1月 4日 (日) 23時01分

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