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2009年3月 5日 (木)

母と息子

職場で新聞記事の整理をしているとき、こんな記事に出会った。
「恐怖は今も脳裏に 青梅で平和の集い 戦争体験を聞く」(2008年12月26日号 西多摩のタウン紙『西の風』掲載)

地域のお年寄りから、太平洋戦争の時の体験を聞き、未来へ伝えよう、という集いの記事。そこにこんな話があった。そのうちのお一方は太平洋戦争当時、川崎市で小学校の訓導をなさっておられた。大山へ学童を連れて疎開、だがそこへ爆撃があった。

「5年生のK君は弾片に後頭部をえぐられ、右手に将棋の駒を握ったまま倒れていた」「読経が始まった。お母さんが転げ込むように入ってきた。(中略)お母さんはK君の頭を何度も何度もさすって号泣した。そして冷たくなったK君の唇に胸をはだけて乳房を含ませた。『お腹すいただろう、ごめんね』」。

もうダメ、これタイピングしながらも、泣けて泣けてしょうがない。ほんと戦争なんて、大切なもの奪うことしかない。また、ウチで息子ども見てても、どれほど母親と息子がしっかりつながってるか(無論、子を愛せない母もいるという例外は世の中にはある)、つながってるどころか、ある一時期まではほぼ一心同体だということを、日々の生活の中でしっかりと感じている。父親の僕ですら風邪などで息子たちが苦しんでいるとき、「俺が代われたら」と思う。逆縁っていうのは最悪の悲劇だと思う。

ほんとうに母子別れはたまらない。こんど母と同居することになるが、10年かそこらのうちには、多分母を送ることになるだろう。縁起でもないとは思わない。それが自然の摂理。僕は母にキツいことも言うが(今度の同居においてもキツい事は僕が言う、それをカミさんにはさせない)、やはりたくさん僕を愛し育ててくれた母は大好きであり、心配である。その「いざ」というとき、父の時ほど冷静に出来る自信、僕にはない。

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コメント

母=子>父
痛切に感じる時がある!
それも・・・いつもだ!

投稿: 奥武蔵爺! | 2009年3月 6日 (金) 16時03分

>母=子>父 痛切に感じる時がある!
>それも・・・いつもだ!

まったくです。
でも爺!殿のところは女同士のタッグですものね。
僕より孤独感が大きいと思います。おいたわしや。。。

投稿: さかた(Ton) | 2009年3月 6日 (金) 16時38分

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