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2009年6月25日 (木)

小泉栄一『歌集 泥だらけの歌』

僕ぁ文学がわからん。だから化粧ゴテゴテの言葉は嫌いだ。
ウチには、短歌を趣味とする母と同居して歌集が増えたのだが、綺麗な言葉ばかり積み上げた作品はキモチワルイ。いちばん好きな歌集は自費出版なのだが、

小泉栄一『歌集 泥だらけの歌』

八王子市鑓水に市有形文化財の古民家「小泉家住宅」というのがある。ここのご当主だったおじいちゃん。もう10年ぐらい前に亡くなったんだろうか。最晩年に僕もご本人にお会いしている。ご自身で「掘り出したばっかりの泥付きの野菜のような、短歌とも呼べないようなもの」と言っておられるが、とんでもない。言葉が化粧してないからほんとストレート。日々の生活、農作業の中から、景色・心情をそのまま切り取ってきた歌がほんとにいい。
いくつかここに載せればいいんだろうけど。なんだかそうして出したくないのね。まだ揺籃社は扱ってるのかなぁ。なければ八王子市の図書館にせいぜい入ってるくらいだろう。でも僕は大好きだ(^^)。音楽やるならこんな風にやりたいもんだなぁ。

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コメント

むむむぅ・・・・Ton様。。また私の好奇心刺激しましたね~
自費出版だし・・なくなる2年前に出されたんですね。
10年たっておりますから郷土資料とし八王子図書館の開架にはおいてないでしょうね~・・・閉架にはあるのかな?
工房の記念文集に収まっているようですが私がみることはかなわないでしょう・・・・
私家版のふだん記などもそうですが言葉が化粧してないというのもわかるきがします。そのひとの生活体温息吹そんなもが
紙面からつたわりそうですね。

どの図書館もスペースがなく何をどう置くか。苦渋の決断をせまられるときがあるようです。とにかく資料は使われて、見られて、利用されてこそなのですぅ。なんとか暮らし文化が伝わる郷土資料がもっと有効に保存利用されるといいんですけれども。。

投稿: ねも | 2009年6月25日 (木) 19時52分

>ねもさん
中央館の参考図書と市民出版の図書としては置いてあるみたいです。分館(南大沢、この小泉家の至近)では書庫に入ってます(ネット検索で判明)。
「工房の記念文集」ってご存じって事は、ひょっとして出版元(清水工房=揺籃社)まで検索しました?

>私家版のふだん記
春日部も「ふだん記運動」の中心地の一つですよね。八王子はまさにふだん記運動の爆心地(表現が悪いけど)なだけに、縁あって全国のふだん記が職場に来てますが、その中でも「春日部ふだん記」は結構ありますもん。「ふだん記運動」を始めた、橋本義夫氏は「下手に書きなさい」を基本にしてましたしね。美文にした段階でパワーはなくなりますものね。きっと芸術もそうなんだろうと思います。その人の生き様こそが出てしまう。形じゃないんでしょうね。だからこそ、淡々と音の味わいを歩き続けるつもりです。

>資料は使われて、見られて、利用されてこそ
でなけりゃ「捨てる」って考えに行かないよう、がんばっていかないとですね。儲からなくても守っていく人間がいないことには、足跡は消えてしまいますから。消えちまっても生きられればいいのが動物としての人間ですけど。。。ほんとこの仕事も命がけですね。こういうバカを旦那に選んだ、カミさんがかわいそうですわ。

>保存利用されるといい
利用されずとも保存する、
って心になっていかないとですよね。

投稿: さかた(Ton) | 2009年6月25日 (木) 23時42分

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