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2010年11月14日 (日)

スタンダードと自我

今日の八王子市民俗芸能公演、本番前の楽屋で十三代目薩摩若太夫は、長唄を弾き語りで稽古していた。若太夫は説経をやる前に長唄三味線の稽古をしていたので、こんなことも出来る。その基礎を活かしてあるアマチュア歌舞伎の下座で義太夫の三味線も弾ける。

この稽古、楽屋で長唄の三線譜(三味線のTAB譜ですわ)前にやってただけに「聞いてください」みたいな「くだらない自我」がない。あるのは長唄と三味線の音色だけ。だけどすごく「色っぽかった」。
僕は本番への集中力温存のため、昼寝しながら聞いていたのだが(^_^;)、この場が料亭のお座敷で、妙齢の女性と若太夫が差し向かい(^_^;)、長唄を三味線で弾き語られちゃったら「落ちる」なと、惰眠に呆けつつ感じた(そしたら俺ぁ邪魔だが(^_^;))。

聞き手からしたら、スタンダードやクラシックに、つまらん「自我」はいらない。時代を越えて残ってきた「曲」の方がはるかにエライ。まずはその通りにやればいい。天才はその中からちゃんと突き抜けていくんだもん。

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