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2011年10月22日 (土)

「はやぶさ」リターンサンプル初期分析についての講演@相模原市立博物館

相模原市立博物館の…

相模原市立博物館市民研究室に雑誌読みに来たら、こんな講演会が(^_^)。こりゃ聞きに行こう(^O^)。

ってことで講演、聞いてきました。記事加筆です(^^)。やっぱり分析手法の工夫が、とてもオモシロかったなぁ。

僕が理解した範囲の結論は。

小惑星イトカワは、母天体が大規模衝突にあってバラバラになり、重力によって再凝集した天体であること

これを導き出した工夫がオモシロかったな~。

この土山先生がやった分析は、イトカワから持ち帰ったサンプルをCTスキャンにかけ、それを積分することで3次元での鉱物組成をみること。熱によって一度解けて固まるということがないと、3次元組成が均質になるところが、ある程度の熱が加わって、再び固まると、中の物質の質量によって物質ごとにまとまって固まることがあるらしい。今回3次元組成を見ることで、800度くらいの熱が加わった熱変性が起きていることを解明した(それに宇宙環境が明らかになる)。また鉱物の密度分析から約40%の空隙があるらしいことがわかった。
これらによって母天体がバラバラになったあとの凝集体、つまりガレキの寄せ集めだってことがわかってきた。重力も小さくて20cm/sのスピードがあれば、イトカワの重力圏からは飛び出せちゃうそうだ。ちなみに地球の重力圏から飛び出すには約11km/sが必要。周回軌道速度は約8km/sっす。

「宇宙風化」という言葉もはじめて聞いた。太陽風(空気ちゃうよ、太陽からとんでくる物質の原子による破壊)やら銀河系外からの宇宙線による岩石の変質が岩石のどの深さまで及んでいるかによって、その天体がいつ凝集して、その面を宇宙空間に向けているかを分析する手法もあるんだって。何故かわからんが、パワーポイント使ったお話しだけで、レジュメがなかったので、詳しい話は思い出せんが、800万年ぐらいだったかな~。

今年は日本惑星科学会が相模原で開催されてて、これはその一環で行われた、一般向け講演会。プロ向けの学会じゃ、テクニカルタームやら数式やらでワケわかんなくなるものね。こういう一般向けの講座が行われる学会ってステキだな。

それとやっぱ僕、エンジニアリングな話、好きだわ(^^)。

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コメント

いや、面白い。イトカワで重力圏から抜けないようにするには相当の注意が必要ですね。(笑)

すごいね、人間の知恵って。いろいろ遡って推論して、でその結果をちゃんと再現する。ニュートンのりんごがすごいのは、やっぱりこうして遡って考えることができるからだね。

聞きたかった・・・・・。

投稿: スンギ | 2011年10月22日 (土) 19時35分

スンギさん>
僕も高校まで&最近詰め込んだ知識総動員で聞いたけど、間違いもあると思う。でも、こうした具体的な工夫の話って、面白いね~。
弾丸を打ち込んで跳ね返ってきた物質を回収するはずが、打ち込む機能が使えなかった。でもこの小さい重力のおかげで浮いていたツブが回収器のホーンの中に入って、なおかつ帯電してくれていたかで、回収器の中に付着した。弾丸を撃ち込めば、弾丸に使われた物質に関しては、地球起源のモノとイトカワ起源のモノの区別がつけられないから、分析できない。だけど弾丸を使わないで回収できた物質なので、不幸中の幸いがあったとかもおっしゃってた。
正直理系の学者の話のほうが、僕にとっては面白いかもしれない。文系の学者の話って、具体的なモノから離れて、頭の中でこねくり回した産物に感じる。科学と言うより、芸術なんじゃねーかね。

投稿: さかた(Ton) | 2011年10月22日 (土) 22時33分

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