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2012年2月25日 (土)

『小澤征爾さんと、音楽について話をする』

指揮者・小澤征爾と小説家・村上春樹の対談集。
書店でパラパラっとみたら引き込まれて、図書館に入るまで待てずに、つい買って読んでしまいました。

ジャズやクラシックが大好きで、たくさんレコードを聞いてきた人(村上春樹)が、幸せにもマエストロ小澤征爾と心ゆくまで語ってる、って感じがすごくいい。村上春樹さんは、持ってることを自慢するようなレコードコレクターではなく、好きな音楽を聴きまくったらレコードが溜まってちゃったという感じ。そして文筆のアーティストであるという揺るぎないスタンスからの言葉だから、マエストロ小澤征爾ととってもいいセッションになってる。

もう一つ面白かったのはバーンスタイン像の対比。僕は佐渡裕『僕はいかにして指揮者になったのか』って本も読んだけど(ウチにある)、小澤征爾も佐渡裕のバーンスタインの弟子。佐渡裕から見たバーンスタイン像を、この本で小澤征爾からみたバーンスタイン像と比べて読める。

僕ぁ批評家の書く音楽論はキライ。文章から音楽が聞こえないもん。この本はオーケストラを操る職人(小澤征爾)が、ブラームスやマーラーやブルックナー、ベルリオーズといった作曲家の作品を、どう感じてどう料理したかが溢れててすごく楽しかったです。

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コメント

確かに評論家というのは私も嫌いです。とにかく言うだけ言うくせに結果を残さないのがどうも好きになれません。もちろんそれは、音楽に限らず政治だってそうですね。あんた何やったというんだ、と。結果を残さないのに絶対化する姿勢は好きになれる訳がありません。

おっと熱くなってしまいました。さてギターでも弾いてやろうかな。

投稿: スンギ | 2012年2月25日 (土) 23時01分

スンギさん>
批評は音楽とは別物だよね。芸術作品に刺激を受けて生まれた文芸だもん。
自分もかたちに残せてないから、人のこと言えたもんじゃない。とにかく淡々と仕事をし、生きていくつもりです。

投稿: さかた(Ton) | 2012年2月26日 (日) 13時06分

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