« バスが来ない(T_T) | トップページ | Time after Time »

2012年3月 6日 (火)

山崎直子『夢をつなぐ 山崎直子の四〇八八日』

読んでいるうちに泣いてしまった宇宙飛行士の本なんて初めてでした。

うちの奥さんは勝間和代の成功談を聞くといつも不満を感じている。「お子さんたちの食事を、超多忙な仕事の中でどう用意したのか、子育てはどうしたのかが全然伝えられていない」と。1日24時間は誰にも平等、そのなかには人間である以上一定の「食う・寝る」のリズムは入れないと死んでしまう。ましてや子どもたちは、親がそのリズムを作ってやらなければマジで死ぬ。親がバカでクズの中、運良く生き残っても、グレるか心に傷を残すと思う。職業的な成功の「光の部分」だけでなく、その光を支えた「裏方の部分」がなければ、リアリティなぞかみさんも僕も全く感じはしないし、賞賛なぞ決してしません。世の中にカリスマなんぞ「決しておらん」のです。

山崎直子さんのミッションスペシャリストとしての訓練・仕事の背後での、旦那さんの主夫子育てや国際宇宙ステーション日本モジュール「きぼう」の開発にも携わっていた仕事の挫折、離婚直前まで行ってしまった危機。この本の中で綴られている。僕ら夫婦だって仕事と家庭の中の綱渡りで一生懸命生きているから痛い程わかる。バックアップの長かった土井隆雄宇宙飛行士のフライトミッションの時の山崎夫妻へのメッセージの一節で、僕ぁ山崎直子さんのフライト前の、クルークォータースでの家族の映像を思い出し、ついに泣いてしまったのでした。

実はこれ、図書館で借りた本なのね(^_^;)。
でもこれ、帰ったらすぐAmazonで注文しちゃおう(^O^)。

|

« バスが来ない(T_T) | トップページ | Time after Time »

コメント

勝間和代に噛み付いちゃいました。本当にリアリティーがないんですね、彼女の生活って。かなりネガティブな「犠牲」を払ってこそ今の成功があるのかなという印象しか受けません。全く奥様と同意見です。

正直山崎さんに対しては羨望しかありません。自分の夢さえかなえられない人がたくさんいますからね。もちろんだからといって腐っていればいいという訳ではないです。

あ、仕事考えないと・・・。

投稿: スンギ | 2012年3月 8日 (木) 14時48分

スンギさん>
賞賛に値する人って本当はいないんじゃないかと思う。自分たちがメシ食うためにマスコミはカリスマを作りたがるけど。夢を叶える、やりたいことを実現するって、かなりのワガママ押し通すことになるからね。人間の力の総量って誰しもそう変わらないと思ってるよ。どこにどう片寄らせるかの問題かな、と。
山崎さんの経歴は、プロフィール見るだけならすごいよね。でも普通の人かなとは思う。ニール・アームストロングだってそうだと僕は思ってるよ。

投稿: さかた(Ton) | 2012年3月 8日 (木) 18時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 山崎直子『夢をつなぐ 山崎直子の四〇八八日』:

« バスが来ない(T_T) | トップページ | Time after Time »