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2012年3月 2日 (金)

満中陰志

1月に亡くなった宝塚の叔母の四十九日が終わった。従兄からその挨拶状と、後れ馳せながらウチの母が送った香典に対する御礼のお米券が2月29日に届いた。

熨斗紙には「満中陰志(まんちゅういんし、って読むのかな)」となっていた。

「中陰(ちゅういん)が満ちました。その志です」、四十九日の挨拶をこうも言うのね。中陰って「肉体は死んでも魂はまだこの世に残った状態」のこと。だけど思いを残してるのは死んだ人間じゃなく、遺族のほうなんだよね。死を認めて思い切るまでかかる時間が四十九日。だからこの時に踏ん切って納骨なんだし。だけどいまはそうした心の自然なリズムで生きられず、神経をマヒさせて、なんとか日を過ごしているのが、現代人の日常なんだろうけど。

単に「御挨拶状」でなく「満中陰志」。死を日本人がどう捉えてきたかがわかる、いい言葉だな、と思った。

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