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2012年10月24日 (水)

ワガママ

昨晩、盲目の登山家がエベレストに登るドキュメンタリーの番組を見た。おばあちゃんは感動してたけど、僕は疑問。

登頂を喜びあってたけど、下山はどうしたんだ。登頂なんて道のりの半分でしかないもん。エベレストは、機材や技術が進んだとはいえ、極地であることは変わらない。自分の命を守るだけでも大変な場所、そこで目の見えない別の人間の気遣いすら余計にしなきゃいけない。それでも「目が見えなくても登りてぇなんてお前のワガママに付き合おうじゃねぇか」と思わせた、山に入る前の準備段階が知りたくなった。

僕は出来ることなら、ワガママは自分のなかだけに完結させたい。他人の喜びにまで責任持てないもん。そうは言ってらんないのが、40代以降なんだろうけど。そういう意味で音楽よりは自転車のほうが楽。サドルの上はひとり。聞いてもらうような迷惑かけずに済む。

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コメント

結構鋭いところを突いているなと感じました。

多分ご存知でしょうが、日テレの番組「世界の果てまでイッテQ」という番組で、イモトアヤコがマッターホルンに登頂するという企画があったのですが、季節はずれの冠雪のため安全面を考慮し下山はヘリでということになったそうです。そこにあの野口健が噛み付いた。「下山までで本当の意味での『登山』だろう。」と。で、私の意見。「大枚叩いて安全面に注意しながら、登山の広報的役割をテレビが果たした。いちいちケチをつけるな。」です。所詮これって自己満足の世界でしょうから。それを押し付けられるのは個人的にはとっても嫌です。高尾山だって、登りはケーブルカーで下りは徒歩。そうしたお気楽な軽登山だってあっていいんじゃないの、ということです。折角登山を「観光」として認めてもらおうという動きがあるのなら、それ否定するのは大きなお世話ではないか、と。もちろん、登山装備を甘く見ている「にわか登山客」みたいなのは、確実に他人に迷惑をかけるので問題外ですけどね。自己責任で行える範囲でのことをしっかりやってというのは最低条件ということではあります。

ところで今回の話。盲目というハンディーキャップがあるからこれくらいのことは「してもらって当然」という考えもあるかもしれませんが、やはり私も違和感を感じています。視力障害があろうとなかろうと危険なことには変わりないことですからね。変な話、テレビ局と同じように「大枚叩いて」金で解決していたならあまり問題にならない気がしたんですけど、これを「個人の善意」とかいうものに頼るのはちょっとフェアではない気がしますね。私もその「準備段階」に何があったのか知りたくなりました。

投稿: スンギ(승기) | 2012年10月24日 (水) 09時33分

スンギさん>
Ton's Tones支店(ここのミラーブログ)のこの記事のコメント見て欲しいんだけど、これまでの登山ルート開拓と機材の発達は、ある意味「登らせ屋」が商売として成り立つことが出来るようにした、という背景もあるみたい。だったら納得。体力的・技術的訓練とスポンサーを集める努力が出来るなら、視覚障害者も登れるというのは素晴らしいことだと思う。
ヘリコプター使おうが、行ける奴(その資金力や体制がある奴)は行けばいい。無理して下山時に死なれたらその方が迷惑だしね。
そうなると本当に清掃登山の意味って上がってくるね。
しかし人間って(自分含めて)
ほんと地球壊して自分の首締めることしかしないなぁ(^_^;)

投稿: さかた(Ton) | 2012年10月24日 (水) 18時49分

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