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2012年10月19日 (金)

植村直己と宮本常一

職場の上司に勧められて、植村直己の著書を読んでる。高校時代かに『北極圏1万2千キロ』あたりを読んだけど、「大変だろうな」以上のものは感じなかった(^_^;)。

しかし今になって読み返すと、植村直己さんって冒険家としての業の深さ(学者・芸人・アーティストと同じワガママさ、一般人から見たら『人間のクズ』な部分)をビリビリ感じるだけでなく、優れた「訪れた先の人々の生活の記録者」に感じてならない。ネパールのシェルパたち、北極圏のイヌイットたちの日常生活記録がとても素晴らしい。食生活や祭祀、性の問題まで、普通の煩悩人の目線で書かれてる。いい編集者にも恵まれたんだろうなぁ。

映画「植村直己物語」(西田敏行主演)も見たけど、アルバイトなんかしても役に立たない、ずいぶんおっちょこちょいな不器用な人間に描かれてた。だけど本人はそうでもなかったんじゃないかと、読んでて思う。これらの著書のもとになった日記の類いって、板橋区の植村直己冒険館には所蔵されてるのかなぁ。そちらもすごく見たくなった。

読んでて植村直己さんと重なってならないのが、僕の敬愛する民俗学者(というより世間師)宮本常一。放浪者としての人物像がものすごくシンクロする。この二人の対談があったなら、すごく面白いだろうなぁ。

下に加えたYouTubeは、僕の好きなマイケル・ヘッジスの「Because it's there」。映画「植村直己物語」のサウンドトラックにも使われてました。演奏前のマイケル本人のMCにも「日本の冒険家、植村直己の映画のために作った曲だ」(英語だけど)とかいった言葉があります。

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